２円で腰を上げるかと思っていましたが

[フォーナインさん]

３円でようやく顔を上げたという感じですね。火傷をするまで熱さに気が付かない現政権は、為替でも米国に良いようにやられているような気がしてなりません。ドル安を容認する米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の議事録が出てもボヨヨンとしているからこんなことになるんです。未だ腰を上げるまでに至らない理由としては、何をどうしたら良いのか分からないのかもしれませんね。藤井財務相は「非常に緊張して注視している」そうですが、タヌキじゃあるまいしと思ってしまいます。

あるファンドマネージャーが「一日でドルが３円下落するということは、年率１０００％のコストと同義だ」とコメントしたようですが、大げさではありますが理屈としては正しいと思います。どんなことでも良いから業績浮上のきっかけが欲しい企業にとって、国家が足を引っ張るようでは努力が報われないですね。