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【リョービ】業績は底打ちした模様ながら、3事業とも先行き不…

業績は底打ちした模様ながら、3事業とも先行き不透明感が強い

<様子見のスタンスが賢明と考える>
株価は実績PBR(09年9月末)で1倍を大きく割る水準にあるが様子見が賢明と考える。10/3期1Q(4-6月)を底に業績は回復模様ながら、通期で赤字が残る見通しに加え、3事業ともに先行き不透明感強く回復持続が懸念されるためだ。

<上期はダイカスト回復で計画を上回り通期を上方修正>
10/3期上期(4-9月)は前年同期比46%減収、営業利益▲33億円となった。売上は計画並み、営業利益は計画を12億円上回り着地。利益上ぶれは主力ダイカスト業績が2Q(7-9月)に1Q比27%増収、26億円の営業赤字縮小と急回復したことが主因。想定以上の上期利益とコスト削減進捗を背景に通期利益計画は上方修正されるが赤字に止まる見通し。

<1Qに底打ちの模様ながら回復持続に懸念が残る>
ダイカスト回復は自動車購買支援に支えられた面が強く反動が懸念される。自動車生産が上向きとはいえ、好調時と異なり完成車メーカーの内製予定を超える分の受注が見込めぬ様子。また環境負荷が低い新展開のLED-UV印刷システム引き合いは強い模様ながら、設備投資停滞や輸出低迷を背景に印刷機器は底這いが続き回復の兆しが見えない。唯一、住建機器は上期に黒字を確保したが、国内住宅着工減少や個人消費低迷を踏まえると他を補う程の伸張は期待し難い。TIWでは以上から1Qに業績は底を打ったものの、回復持続には不透明感が強いと考える。自動車生産、設備投資、住宅着工、原材料・為替、などの動向がリスク要因。(高田 悟)

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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