ユーロは長期的な上昇波動に突入か

[out of officeさん]

 

下はユーロ円の月足チャートにボリンジャーバンドをのせているものです。非常に長い期間での分析となりますので、ここでの判断はFXでは使えません。もちろん1倍や2倍であれば構いませんが、基本的には外貨預金での投資スタンスを計るものです。リーマンショックでの落ち込みが月足にも関わらず-2σを割り込むという大きな下落だったわけですが、そこから若干持ち直してきています。しかもそのまま-1σの内側に入り込んできていることは、ユーロにとって非常に心強い波動となっています。数ヶ月間のもたつきはありますが、これが緩い押し目となって、このあと移動平均線超えをねらうような反発へとつながっていく可能性があります。とはいえ、まだまだシナリオは２つにすっぱりと分かれますから、今月の足が陰線で終わるようであれば再度の底値探りもあり得るポイントです。今月の終わり方がとても重要になってきそうです。前月の上髭を超えるレベルで10月30日の終値を迎えることができれば、移動平均線超えに向かっての上昇が期待できるかもしれません。さらには160円レベルまでの上昇へとつながる可能性もでてくることから、140円乗せのあたりで、押し目が形成されたことを確認できたら、20円幅を狙っての外貨預金や、倍率の低いFXを仕込むなど、なにかしらの運用にトライできる、よいチャンスとなりそうです。