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自己流ファンドで400万円のコスト削減効果!

本日付の日経ヴェリタスでは「100万円あればどんな投資をするか」という特集が組まれています。

ETFを用いた自分だけのグローバルファンド(外国株式+外国債券+外国REIT)を作ったり、投信に頼らず国債(米国+ユーロ+豪州)ファンドを作ったり、FXを活用した為替ファンドを作ったりするものです。

自己流ファンドの利点は何と言っても、保有コスト(信託報酬)がかからないことでしょう。資金1,000万円を年利4%で20年間複利運用したとすると、自己流ファンドでは2,200万円、信託報酬が1%の投信で1,800万円なので400万円ものコスト削減になるのです。長期・分散・低コストの効果は侮れません。

もうひとつは、ファンドマネジャーに任せないので、時価をチェックするクセを身につけることができることですね。今ではネット証券でETFや国債やFXをブレンドして自己流ファンドを作ることができるので、金融リテラシーを高める意味でも勉強してみてはいかがでしょう。先述したように400万円のリターンは価値ありです。

こういう特集を見ても、私個人としては魅力を感じません。理由は簡単です。長期投資は時間を有効に使っていないからです。

時間は自己裁量なので節約することも浪費することもできます。資金50万円を年利35%で10年間複利運用すると、1,000万円になります。10年短縮できたことになります。

日経225先物取引では10月9日時点で、資金50万円で1,001万円まで運用できます。現在公開している運用モデルは年利35%以下のものはありません。

投資期間の短縮は、新たな投資機会を得ることができ、さらに資産を増やすことにつながります。時間は自己裁量だということを認識して資産運用に取り組むことをお勧めします。
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