今年も10月がやってきました。相場関係者にとってこの10月は何かと記憶されています。
最も記憶に新しいのは、やはり昨年の10月でしょう。悪魔と天使が交錯していました。
1980年以降において上昇率と下落率のトップ5に6度ランクインしています。
明日以降米国企業の決算も発表され、本格的に実態経済を意識した相場に突入すると思われます。
ただ、トレードにおいて実態経済の動向は参考程度にした方がよいでしょう。あくまで、運用モデルベースで着実に利益を積み上げていくことが賢明であると考えます。
確実に儲かる話がありませんが、着実に儲かる術はあります。それは運用モデルを保有し、自分の考えをできるだけ排除し、継続できる仕組みを作ることです。
それが勝ち続けるために必要な仕組みを持った人だけが享受できる利益なのです。
私自身、2年前は完全に負け組でした。自分の考えに固執し、自分のトレードは正しいと思い込み、自分の都合でトレードをし、損切りの重要性は知ったいたが行動に移すことができず、資産の半分以上が吹っ飛んだ経験をしました。
10年かけて貯蓄した総額1,000万円が目の前から消えてしまったのです。
だから、運用モデルの必要性を訴えるときはどうしても熱くなってしまうのです。プライベート・コンサルティングで顧客の目標額に合わせた運用モデルを提供しているのも資産運用で成功してもらうためです。
失敗したからこそ、成功するための「思考と行動」が見えてくるものです。