今週になって日経225先物取引への投資妙味が増してきました。それは証拠金の大幅低下です。
前週のSPAN証拠金額は42万円で、今週からそれが36万円になります。証券会社によっては証拠金がSPAN証拠金額と同額の36万円(楽天証券の場合)のところも出てきています。
最近の日経225先物のボラティリティー(価格変動率)は安定した水準(400円前後)で落ち着いています。このままの水準が続くと、証拠金は今後さらに低下していくことになります。
現在のレバレッジは27倍とFX(外国為替証拠金取引)の規制強化後の水準です。
投資効率を上げるには、適度なレバレッジは必要です。企業ではデレバレッジが進んでいますが、それはこれまでの過剰投資によるツケを解消しているだけです。
リスクを正確に理解し、ボラティリティーを踏まえた上で、適度なレバレッジをかけて資産運用を行うことは勝ち組の必須条件になるでしょう。