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純和製テクニカル指標「酒田五法」から何がわかるか?

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今日はテクニカル指標である「酒田五法」についてお話したいと思います。
テクニカル指標と聞くと、アメリカの金融工学者が考案したものが大半ですよね。この「酒田五法」は純和製のテクニカル指標で、江戸時代に考案されたものです。

「酒田五法」には三山(さんざん)、三川(さんせん)、三空(さんくう)、三兵(さんぺい)、三法(さんぽう)という5つのパターンから相場のトレンドを見るトレンド系テクニカル指標です。今回は5つのパターンのうち、もっとも知られている三山についてお話しましょう。

三山は上値を3度試したが、上に行くことが出来ず上昇相場の終焉を意味します。
最もわかりやすいのは三尊天井と言われる型で、天井形成の典型的なパターンと認識されています。米国では頭と肩の関係から「ヘッド・アンド・ショルダー」と言われています。

今年の8月から9月にかけて、まさにこの三山を形成しているのです。だからと言って必ず「売りシグナル」というわけではありません。

相場は需給関係、人間心理などから形成されるのでローソク足だけでは判断できません。ただ、ローソク足には需給も心理が映し出されているのは確かです。
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