鳩山新内閣の発足を控え様子見ムード。

[UMC取締役 岡部さん]

水曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、8月の小売売上高や9月のＮＹ連銀製造業景気指数が市場予想を大幅に上回ったことが好感され上昇したことから、買いが先行して寄り付いた。その後も、景気回復期待から主力株を中心に買いが入り日経平均は上げ幅を拡大したが、鳩山内閣の発足を控え様子見ムードが拡大し積極的な売買は控えられた。
後場に入ると、アジア各国の株式市場が堅調に推移していることから、日経平均の上げ幅は一時170円を超える場面も見られたが、買い一巡後は利益確定の売りに押され、大引けにかけて上げ幅を縮小していった。
業種別TOPIXでは、鉱業、電気機器、ゴム製品が上昇した一方、その他金融、空運、パルプ・紙が下げた。個別では、大和システム、鬼怒川ゴム工業、ゼクスが高い。半面、プロミス、アイフル、鈴丹が下げた。

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