先週の衆議院議員総選挙で民主党が圧勝し、ついに政権交代が実現しました。
日本の将来がこれからどうなるかは五里霧中ですが、これまでには考えられなかったような劇的な変化が起きるのでしょうか。
国と地方の債務残高を合わせておよそ700兆円。
高齢化率はすでに22%を突破し、超高齢化社会に突入。
今年度にはついに中国にGDPで抜かれ、20年後にはインドにも抜かれると予想されています。
・財務省のHPより
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/sy014/sy014d.htm
・社会実像データ図録より
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1157.html
未曾有の危機に陥っている日本ですが、詰まる所、原因は「不況」これ一つであろうと思います。
不況だから、GDPが伸びない。
不況だから、税収が減り債務が肥大化する。景気対策に莫大な税金がかかる。
不況だから、所得が伸びず、失業率も高く、結婚に踏み切れない。その結果、少子高齢化が進行する。
(実際、白書では「子供を作らない理由」の第一位が「収入がないこと」が大多数を占めています。
現在の日本を取り巻く諸問題は結局、「不況」が原因であり、これが改善しさえすれば、多くの問題は解決するだろうと思うのですが、いかがでしょうか。
もっとも、それこそが一番の難題なのは確かでしょうけれど。
随分前から、政府は「内需拡大、内需拡大」とお題目のように唱えてきましたが、全く効果が見えないのが現状です。
新政権がこの「不況」を打破し、希望の見える日本の将来を描くことができるのか否か、お手並み拝見ですね。
「とにかく不況をなんとかしないと駄目だね~」