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米国の失業率10%超えと日経平均株価の未来について

MSNに背筋が凍るような記事が載っていました。


▼米失業率、09年第4四半期に10%に達する見通し=ホワイトハウス
http://money.jp.msn.com/newsarticle.aspx?ac=JAPAN-111748&cc=03&nt=00



失業率10%ということは、単純に考えて10人に1人が失業者です。
いやぁ、恐ろしいですねぇw


米国では日本に比べて失業率が高いと言われていますが、それでも過去61年間(1948年1月~2009年7月)の平均失業率は5.6%です。
(参考資料: 米国労働統計局 http://www.bls.gov/
さすがに失業率10%というのは、ちょっと高いかなぁと思ってしまいます。


ちなみに過去61年の間、米国で失業率が10%を超えたのは、1982年9月から1983年7月にかけての11ヶ月間だけです。
1979年の第2次石油ショックによってスタグフレーション(インフレを伴う景気後退)が発生したのが主な理由なようです。


では、この11ヶ月間、ダウ工業平均株価がどう動いたかというと・・・実は、上昇していますw


▼Google Finance ダウ工業平均株価チャート
http://www.google.com/finance?q=INDEXDJX:.DJI

※期間5年にして、下のバーを1980年ぐらいにもっていくと見やすいと思います。


1982年8月に800ドルを切っていたダウ工業平均株価が1983年7月には1,200ドルを超えています。
失業率が10%を超えても、株価は上がっていったんですねぇ・・・


ちなみにこの時、FRB(連邦準備委員会)が金融緩和を行っています。
スタグフレーションによるインフレ抑制のために10%以上に引き上げていたFFレートを8-9%に引き下げています。


ちなみに、今のFRBの金融政策も金融緩和です。
昨年秋のサブプライムローンショック以来、FFレートは日本と同じくゼロになっています。
(正確には0-0.25%です)


さあ、2009年4Qで失業率が10%を超えた後、1982年と同様に株価は上昇するのでしょうか?

過去の実績を見れば、さほど悲観的にならなくても良いような気もするし。
でも、過去は未来を語らないって言うし。


うーん・・・難しいですねぇw


▼長期投資の心得3 分散する
http://enkabu.seesaa.net/article/124687430.html


▼安全性・割安性・成長性ランキング(2009年8月18日更新)
1位 桂川電機(6416) 92点
2位 ヒーハイスト精工(6433) 90点
3-20位 http://enkabu.seesaa.net/article/125988335.html
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