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【キッセイ薬品工業】新製品が既存製品の落込みをカバー

新製品が既存製品の落込みをカバー

既存製品の落込みが大きいため近年発売した排尿障害治療剤ユリーフ、糖尿病治療剤グルファスト、口腔乾燥症状改善剤サラジェンの伸長と前2剤に係るバルクロイヤルティ(製品供給と技術料収入)が焦点となっている。新製品3剤の国内販売は10/3期入り後も好調である。ユリーフは09年4月に北米で発売し、欧州は承認待ち(08年11月申請)なので今後バルクロイヤルティの拡大が予想される。株価はPBRが低位にあるため中期的には上昇の余地を残していると考える。

10/3期1Q(4-6月)は前年同期比3.8%増収、20.0%営業減益となった。増収の大半は建設請負業と物品販売の売上増によるもので医薬品事業は微増に止まった。上記3新製品は2桁増となったが、既存製品は高脂血症治療剤が前年同期並みを確保したもののパーキンソン病治療剤、流・早産治療剤、脳循環改善剤などの主力品が軒並み大幅減となった。営業利益は研究開発費が増加したため減益となったが、期初計画ラインに沿った支出であり懸念材料ではない。

株価は、予想PERなどに現時点では同業と比べやや割高感があるが、収益力は11/3期までに格段に改善する見込み(現中期計画は営業利益を08/3期の約2倍の85億円へ引上げることが目標)なので、1株当たりの純資産価値(PBR)はもう少し高く評価されても良いと考える。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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