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「人為的要因による負のバイアス」が運用成績に大きく影響する

投資信託協会によると、7月末の公募投信の残高は前月比+3.0%増の約58兆円となり、6ヶ月連続の増加となりました。私募投信の残高は前月比+2.9%増の約28兆円となり、6ヶ月連続の増加となりました。
主因はどちらも内外株式の上昇による運用増および資金流入超えであると思われます。

私は正直、投資信託をお勧めしません。理由は、単純に運用成績がコストに見合わないからです。
FPとしては顧客の要望で投資信託を組み込む場合もありますが、コスト面ではETFの方が優れている点は説明しています。最近は原油先物ETFも上場され、コモディティも気軽にポートフォリオに組み入れることができます。

投資信託が運用コストのわりに成績が芳しくないひとつの理由は、「人為的要因による負のバイアス」が運用成績に大きく影響しているからでしょう。投信信託は運用方針に基づいてファンドマネージャーが投資先を調査、分析、評価、そして投資し、再調査とこれらの作業を継続することで多額の資金を運用しています。

これら作業に関わるファンドマネージャーの人為的要因が負のバイアスを招いて、運用成績のマイナスの部へ影響することになります。人はどうしても過信による思い込み、自己決定による過ちを認めようとはしません。その結果、負のバイアスが加速し、運用成績を悪化させることにつながるのです。

一方、マネージド・フューチャーズへ投資するヘッジファンドの投資手法は主にシステマティックによるトレンドフォロー型です。できるだけ人為的要因を排除し、膨大なデータからトレンドを抽出することで投資判断を下す仕組みになっています。したがって、トレンドが成立する転換点ではどうしてもマイナス運用になります。しかし、一度トレンドが成立するとそのマイナスを吹き飛ばすだけの運用力を発揮するのです。

私がマネージド・フューチャーズへの投資戦略を用いているのはその爆発的な運用力を信じているからです。週間リターン2.0%を50週継続すると年間リターン100%になることは単純な計算です。私が導き出した「2.5%の定理」は株式投資のファンドマネージャーには参考になると思います。
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