ドル円の日足チャートに、21日移動平均線とボリンジャーバンドの±1σ、±2σをのせています。緩やかに-2σから+2σへと上昇を続けたドル円相場ですが、移動平均線はそれでもなお下向きです。さらにもう一段の上昇が出てくれば、エリオット波動的には、5波の終了にも見えます。ちょうど+2σを超えてピークアウトして、下落トレンドが開始されるというシナリオが見えてきます。ここからの買いは値幅も少ないので避けておき、+2σ超えで売り、移動平均線への戻りでかつ移動平均線が上向いていれば途転で買い、反発を確認して追加買い、など、今後の展開に合わせて売買戦略を組み立てたいところです。