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【日立製作所】1Q決算及び、上場子会社5社の完全子会社化を…

1Q決算及び、上場子会社5社の完全子会社化を正式に発表

7 月28日、同社は社会イノベーション事業を担う上場子会社5社を完全子会社化すると正式に発表。5社は日立マクセル(6810)の他、プラントや情報通信関連の子会社でTOB実施後今期中を目処に完全子会社化する。必要資金2,800億円弱は借入金で充当の予定。ただ、同社は痛んだ財務の改善について幅広く調達方法を検討するとして、今後の資本増強にも含みを持たせた。TIWでは増資は避けられないと認識。川村社長は就任約3カ月にして、時間軸を意識した実行力を示した格好で、評価に値する。今後は逆に切り離す事業など選別面でもスピード感を持った経営が期待されよう。同社株は業績面では買いづらいものの、経営改革への期待感が支える形で、市場平均並みの展開をTIWでは予想。

10/3期1Q(4-6月)は売上1兆8,929億円(前年同期比26%減)、営業赤字505億円(前年同期は776億円の黒字)となり、営業損益は会社想定を上回った模様。固定費削減が計画を前倒しで進捗している点はポジティブだ。上期はもともと慎重な会社計画を上ぶれたとしても、下期急回復には依然リスクが残り、通期でアップサイドは期待しづらい。会社側はまた、ルネサステクノロジとNECエレクトロニクス(6723)の統合の基本契約締結が8月末までに延期されたと発表。作業が若干遅れているとしているが、交渉決裂に繋がるものかどうか今後注意深く見守る必要がある。リスク要因は、不採算事業の改善の遅れ、経営改革の停滞、海外不採算案件の発生/コスト管理、為替など。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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