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【マックス】1Q決算:オフィスは高い収益性を維持する一方…

1Q決算:オフィスは高い収益性を維持する一方、インダストリアルが低迷

10/3 期1Q(4-6月)業績は、売上115億円(前年同期比21%減)、営業利益2.4億円(同79%減)と想定以上に厳しい内容で、会社側は上期予想を下方修正した。通期については、下期の不透明感が強いことから今回据え置き、上期決算発表時(10月下旬)に見直される予定。前4Q(1-3月)比では、 14%減収ながら、営業利益は17%増益に転じた。今後の回復力は鈍い可能性があるものの、2Q(7-9月)でもう一段落込むリスクは小さいだろう。現在の株価は、来期TIW予想PERが24倍台、1Q末実績PBRは0.8倍台という水準。株価の本格上昇には、赤字の続くインダストリアル機器の収益改善が見えてくることが条件との従来からの見方は不変。

1Qのオフィス機器は前年同期比22%減収(前4Q比でも13%減収)でも23.3%と高い営業利益率を維持(前4Qは22.7%)している点は評価。オートステープラで国内顧客の在庫調整がほぼ一巡したとみられる他、消耗品の構成比上昇によりミックスが改善したと推測。一方、インダストリアル機器の 1Q売上は4Q比でも15%減と引続き落込んだが、営業赤字額は4Qの▲9.8億円から▲8.2億円に若干改善。欧米の住宅関連需要に下げ止まりの兆しは僅かにみられるものの、売上回復のモメンタムは弱そうだ。同部門は売上の本格回復がなければ営業黒字化の展望が見えてこない。リスク要因は、釘打機市場における競争激化、国内外の景気及び住宅着工需要の低迷、原材料価格の高騰、為替など。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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