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オバマ氏 何も言えない
「ウイグルの母」が弾圧批判
10日、米ワシントンの連邦議会前で、キューバ・グアンタナモ収容所に拘束されているウイグル人の釈放を訴える
「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長(左)(時事)扇動説を否定、死者1千人超も
【ワシントン10日時事】亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」の議長で、「ウイグルの母」
と称される民主化活動家ラビア・カーディルさん(62)が10日、ワシントンの連邦議会前で記者会見し、
中国新疆ウイグル地区の暴動について、「中国当局は平和的なデモを暴力で弾圧している。
1989年の天安門事件と同じことが繰り返されている」と厳しく批判した。
カーディルさんは、自らが暴動を扇動しているとの説が中国内で流布されていることに対し、
「わたしはすべての暴力に反対している」と全面的に否定した。また、現地の死者について「1000人に達したとの報告がある。
3000人に上るという人もいる」と述べ、当局が犠牲を過少に公表している疑いを指摘。
不当に逮捕される市民も増えているとの懸念を示した。
一方、下院外交委人権小委員会のデラハント委員長(民主)とローラバッカー筆頭理事(共和)は同日、
中国政府によるウイグル市民への「暴力的抑圧」を非難する決議案を共同で提出。
決議案は中国側に暴力停止や市民の言論・集会の自由確保を求めるとともに、カーディルさんへの「中傷」をやめるよう要求している。
カーディルさんと一緒に会見した両議員は、オバマ政権が中国政府に対してより厳しい態度で臨む必要があると主張。
ローラバッカー氏は「米政府は中国政府の残虐行為を十分に非難していない。声を大にして言わなければ、
抑圧に手を貸すことになる」と語った。
「ウイグル族を連日拘束」
中国新疆 住民が証言
【ウルムチ(中国新疆ウイグル自治区)11日時事】中国新疆ウイグル自治区ウルムチでは警察当局が9日以降、
少数民族であるウイグル族の居住区を連日捜索し、住民を拘束している。当局は暴動発生から1週間となる12日を控え、
再発阻止に向けて躍起になっているようだ。
ウイグル族が暮らす貧困地区として知られる雅瑪里克山地区を11日訪ねると、住民数人に崩れかかったれんが造り住宅の地下室に案内された。
無職の男性、エハメットさん(27)は、「10日夜も漢族の警察官が突然現れ、理由も告げず仲間を連れ去り、拘束した」と語った。
エハメットさんによると同地区では7日、住民十数人が漢族に襲われ死亡したというが、
「警察は無視同然で調べもしない。泣き寝入りだ」と、警察当局への強い不満を訴えた。さらに特殊警察部隊が常駐し、5日夜の暴動後、
住民の外出を厳しく監視し規制しているという。
ウルムチ市内は、武装警察部隊の警備の下、日常生活を取り戻しつつある。しかし、ウイグル族の人々は、反漢族意識を強めるばかりで、
特に貧困地区では爆発寸前だ。
同地区の女性住民、ウィルグリクさん(27)は、仕事にしているごみ拾いの収入が月670元(約9000円)。
5歳の息子、イスカンダル君との生活は苦しく、「勉強させたいが…」と力なく笑った。
「同胞虐殺」に怒り トルコ「新疆ウイグル暴動」で
イスラム世界で反中拡大
【エルサレム11日時事】中国新疆ウイグル自治区の暴動で多数の死者が出た事態を受け、ウイグル族と歴史的に関係が深いトルコで
「中国当局が同胞に対する虐殺行為を働いた」と怒りが広がっている。ウイグル族の多くはイスラム教徒で、混乱が続けば、
イスラム世界全体で反中感情が高まる恐れもある。
エルドアン首相は10日、「中国での事件は大虐殺だ」と強く非難。閣僚からは中国製品をボイコットすべきだとの声も出ており、
これまでに国会議員100人以上が中国との友好議連から脱退した。反発は住民レベルでも広がり、イスラム教の金曜礼拝が行われた同日、
各地のモスク(イスラム礼拝所)で群衆が抗議行動を展開した。
トルコが敏感に反応する背景には、民族や言語上のつながりのほか、中国当局の対ウイグル族政策に不満を抱く
ウイグル系住民が政界などへの働き掛けを強めているという事情もありそうだ。
自治区では10日の金曜礼拝が中止されるといった、信心深いイスラム教徒にとっては受け入れがたい事態も起きている。
混乱が続けば、トルコのような強い反発が他のイスラム諸国に飛び火する可能性も否定できない
漢族対少数民族の歴史的衝突
中嶋嶺雄国際教養大学長(国際社会学)の話 ある意味チベット騒乱以上の深刻さをはらんでいる。中国当局はテロと位置付けているが、
東トルキスタンとの歴史的な衝突だ。遊牧民族の土地に農耕民である漢族が侵食して囲い込んだ。しかし新疆にはもともと国境はない。
漢族対トルコ系ムスリムの非常に根深い背景があり、そういう歴史的な背景を考えないといけない。
その上、最近西部開発の下、漢族の移動が進み、暴動はいつ起こってもおかしくなかった。胡錦濤国家主席は建国60周年を控えメンツを失った。
「自治区」といっても本当の自治を与えていない。少数民族側の人権や民主化の要望に応えなければいけない。
民族アイデンティティーはそう簡単に同化できない。
米国 オバマ氏はもはや中国に対して何も言えない、よわよわしい国なのか?オバマ氏は米国民から実はオバマ氏はスーパマンのように
服を脱げばスーパマンという服が出るのを実はキティちゃんの服を着ていると馬鹿にされている。
国民はオバマ氏に弱虫オバマと思っているようだ!
トルコが中国に批判がイスラム全体に広がれば中国の世界に対する信頼性も馬鹿にできない
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