ドル円の週足チャートです。21週移動平均線とボリンジャーバンドをかけています。目先はどこまで下値を攻めることになるかが焦点となっていますので、今日はちょっと長い目で見てみます。2009年の第2Q(4月~6月)以降、移動平均線は岩向いているのに、値はじわじわと崩れる傾向にありました。が、こうして俯瞰して見ると、全体の流れはドル安に向かっており、上値・下値はやはり、とあるレンジ内で収まっていることが明確にわかります。現在値は大きな下落トレンドを形成するレンジのちょうど真ん中あたりにありますので、ここから全力でドル売りにかかるのはあまり好ましいとはいえません。できればレンジの高値に近いところ、今でいえあ95円を超える位置で売り仕掛けたいところです。長期で大きな利益を叩き出すには、これくらい俯瞰してチャンスを伺うようにしておくとよいかもしれません。