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【コーセル】09/5期業績は計画値を達成。前4Qを底に…

09/5期業績は計画値を達成。前4Qを底に緩やかな回復を想定

09/5 期業績は、売上173億円(前の期比24%減)、営業利益24.8億円(同55%減)となり計画値をクリアした。4Q(3-5月)のみ見ると、売上が前年同期比半減、営業損益は1億円弱の赤字転落(前年同期は12億円強の黒字)と厳しい内容。通信機器の一部と医療機器向けを除くあらゆる業界向けで需要が急減速した。今10/5期業績について会社側は、前期比21%減収、営業利益は同47%減の13.2億円(上期4.7億円/下期8.5億円)を見込んでいる。前4Qを底としてL字に近い形での緩やかな回復の想定で、TIWでも妥当な計画と判断。株価は昨12月以降回復基調にあるが、指標面からやや割高な水準まで戻していると考え、当面軟調な展開を予想。

月次受注高(前年同月比)は2月より前年の半分以下の超低水準が継続しているが、4月が大底であった模様。当面は底バイ状態が続くとみられる中、同社は新製品の拡販と不良率の低減に努め、次のサイクル上昇期に備える。7月末より投入予定のデジタルアシスト制御電源は期待が持てる新製品であり、注目したい。前回ITバブル崩壊時は収益回復に3~4年かかっている。現在は業界環境が大きく変化しており、今回は直近ピークの収益水準回復には5~6年より更に長い年数を要する可能性が高いとTIWでは見ている。

リスク要因は、設備投資の低迷、高付加価値の産業機器用スイッチング電源市場にも台湾メーカーが本格参入し価格競争が激化すること、その他には為替など。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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