今日のドル円は、まだ下降トレンドの中であることは間違いないのですが、底値を探る展開となっているため、安心して売っておけるポイントではありません。つい直前の反騰がしばらくして移動平均線を押し上げてくることになりますので、底入れしやすい状況にあります。MACDも、RSIも、ほとんど何も読み取れない状態にあり、明確な意思を持てません。ボリンジャーバンドでみると、同じく下降トレンドにあるものの、ここからさらに下落が進むには直近下値の94.85を明らかに下回る動きが必要とされます。売りで入る場合は94.80くらいで逆指値を入れておく感じですが、買い支えにやられる可能性も高く、大きなポジションは取りにくい状況です。新しいレンジが許されたことを確認するまではおとなしいポジショニングで我慢しておいたほうがよさそうに思います。買い転換は24時間と8時間の移動平均線ゴールデンクロスで確認すればよいと思われます。そちらは逆指値というわけにいかず、目視してからの参戦となります。
