買いより売りから入る信用売り(カラ売り)株の売買には、現物株取引のほかに、お金や株券を借りて売買する信用取引があります。この取引では、今上がりすぎている銘柄の株券を借りて売るのです。これを「カラ売り」信用売りといいます。売ったところから、狙い通り下がれば、買い戻して株券を返せば、株価が値下がりした分だけ利益を得ることができます。買って儲けようとする場合は、買った値段より値上がりすることで利益を得るわけですが、カラ売りは値下がりすることで利益を得ることができる手法です。値上がりを狙う場合は、多くの銘柄の中から次にどの銘柄が上がるかを探さなくてはなりません。大変なエネルギーが必要となります。しかし、たった今上がっている銘柄を見つけるのは簡単なのです。本日の出来高上位銘柄とか上昇率上位銘柄といったデータが自然に目に焼きついているはずですから(^^)多くの銘柄の中からこれから上がる銘柄を見つけるより今、動いている銘柄を見つけることのほうがはるかに楽なのです。信用売り(カラ売り)は信用取引の大きなメリットの1つなのです市場の相場が停滞し下落兆候を示してこれば、それなりに活用できる取引でもあります。資本主義の発展のためには、株を買って株主になるという大切さがあることはいうまでもありません。