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米景気は第3四半期に上向く
米景気は第3四半期に上向く、住宅価格底入れは第4四半期=UCLAアンダーソン
09/06/16 17:57
[サンフランシスコ 16日 ロイター] 米カリフォルニア大学の研究機関UCLAアンダーソン・フォーキャストは16日に発表したリポートで、米経済は第3・四半期に回復し始め、住宅価格は第4・四半期に底入れするとの見通しを示した。 リポートは「景気後退(リセッション)における急減速の時期は脱したようで、世界恐慌以来の深刻な危機において、米連邦準備理事会(FRB)と財務省の金融システムに対する取り組みが奏功し、成長は小幅ながらも第3・四半期にはプラスに転じる見通し」とした。 一方、住宅価格は2009年末か2010年初めに底入れする見通しだが、価格回復に数年かかることから個人消費押し上げ効果が薄れ、その結果、成長は緩やかなペースになると指摘。失業率は2010年には10.4%をつけピークに達するとの見方を示した。 リポートは「実質成長率が約2─3%と戦後最も弱い景気回復になる」との見通しを示した。 さらに、消費者の貯蓄傾向や金融サービス、自動車、小売業界の構造的な調整により、経済が圧迫されると指摘。また、エネルギーおよび医療業界について、予想される規制変更によるリスクがあるとの見方を示した。
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