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ロシア米国債の比率引下げ
ロシアの外貨準備、大幅に変更する考えない=クドリン財務相
【レッチェ(イタリア) 12日 ロイター】 ロシアのクドリン財務相は12日、外貨準備の構成を「大幅に」変更する計画はないと言明した。ガイトナー米財務長官と当地で会談後、ブリーフィングで述べた。
ロシア中央銀行のウリュカエフ中銀第1副総裁は10日、国際通貨基金(IMF)が発行する債券などの資産を購入し、同国の外貨準備高に占める米国債の比率を引き下げる方針を明らかにしていた。
クドリン財務相はこれまでに100億ドルのIMF債券を購入する考えを示している。
同相は「われわれは投資の構成の大幅な変更は行わない。100億(ドル)は大幅な変更ではない」と語った。
主に外貨準備の新規増加分をIMF債券の購入に充てる考えを示したほか、ガイトナー長官との会談では米債に関するロシアの計画やドルについては協議しなかったと述べた。
2009/06/13 9:56
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