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【ヤマトホールディングス】株価のさらなる上昇に繋がる材料が…

株価のさらなる上昇に繋がる材料が不足している

TIW では前回レポート(3月17日)で見直し買いによる株価上昇を予想、その後の株価は約30%の上昇を記録した。現在の株価は売られ過ぎだった部分が修正されており、概ね妥当な水準と判断する。業績面では、少なくともこの先1年程度は宅急便取扱数量の増加が期待できないことから、10/3期業績が前年を上回るのは相当難しいだろう。特段の好材料が見当たらないなか、株価の上値は重いと考える。

09/3期は営業収益1兆2,519億円(前期比2%増)、営業利益557億円(同18%減)となった。概ね3Q累計(4-12月)決算時の修正計画近辺での着地でサプライズはない。主力のデリバリー事業は前期比22%営業減益を余儀なくされた。宅急便取扱個数が1976年の事業開始以来、初めて前年を下回るなど、景気急減速を背景に年明け以降、月を追って個人や小口商流(部品納入など)の落ち込みが拡大、人件費などコスト削減に注力したが追い付かなかった。

会社側は10/3期業績を売上・営業利益ともに前期比微増で計画。しかしTIWでは足元の宅急便の状況を踏まえれば、現時点で想定可能な上限が前期並みの数値と考える。このため、10/3期は計画をやや下回る公算。同社は計画の前提となる宅急便取扱数量を前期比0.3%増としているが、4月は前年同月比 2.7%減でスタートした。ハードルは高いと考える。リスク要因は宅急便取扱個数の減少に歯止めが掛からないことや競合他社との単価競争が激化すること。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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