ひさっちさんのブログ
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東証マザーズ一定の役割終えた 不良企業の強制退場も
東証が大鉈をふるってボロ株を市場から追放する?
マザーズ一定の役割終えたって、今まで株買わされた人が聞いたら怒り出すかもしれませんね。
そもそも上場審査自体がいい加減でそんな企業をのさばらせたのは一体どこの誰よ?って言いたいです。
ようやく上場廃止決定したNディールだって、マザーズ上場第一号として上場後も、893とのつながりが囁かれたりしていたのに、今日までどうして上場させていたんだか。
とにかくマザーズからはボロ株はいなくなりそうですね。
なら東証一部のSサイエンスや山水電気もなんとかしろと言いたくなりますわ。
不良企業の「強制退場」も 東証マザーズ「一定の役割終えた」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/02/news071.html
「マザーズは一定の役割を終えたのでは」──ネット企業も多数上場する新興市場のあり方を見直す機運が高まる中、東証はマザーズを“卒業”できない企業を対象に強制退場を迫る改革を検討しているという。
2009年03月02日 15時37分 更新
企業不祥事や不透明な資金調達が相次いでいる新興市場、東証マザーズに2009年度にも大ナタが振るわれる。1999年11月の市場創設から10周年を迎える同市場。東京証券取引所では、投資家離れが進む現状を打破するため、上場廃止基準を大幅に厳格化。場合によっては、不良企業の「強制退場」も辞さない構えだ。
約200社が上場するマザーズは、東証1部、2部を目指す企業の「ステップ市場」としてブランドを確立し、ほかの新興市場との差別化を図ってきた。99年の市場創設以降、8社に1社が市場変更で「格上げ」されており、証券界でも一定の評価は得ている。
ただ、国内に6つある新興市場が上場基準を緩和し、企業誘致を競った結果、市場の質が著しく低下したのも事実。
「新興市場では現在、時価総額の維持や経営再建を目的に、第三者割当増資を乱発する企業が増加傾向にある。大量の株式発行で既存株主の権利が大きく侵害され、新興市場は“株券造幣局”とやゆされるほどだ」(兜町筋)という。
「マザーズは一定の役割を終えたのでは」──。昨年12月、有識者で構成される東証の上場制度整備懇談会で複数の委員がこう切り出した。同じ新興市場であるジャスダックが昨年末に大証の傘下に入り、数年後には大証ヘラクレスと統合する。証券業界でも、大証・ジャスダック連合の誕生を機に、新興市場のあり方を見直す機運が高まっている。
「マザーズ改革の背景には、東証が4月に設立する新興企業向け新市場『TOKYO AIM』の存在も関係している」(同)とされる。
同市場は英文や海外会計基準での情報開示を認め企業側の負担を大幅に軽減する一方、取引参加者を機関投資家などプロに限定するのが特徴。この市場が始動すれば、当然、マザーズの存在感は薄れていく。
東証は今後、マザーズに4、5年以上いる既存企業に対し、向こう2、3年をめどに1部、2部へのステップアップを義務付けることなどを検討する。予定通り成長できなかった場合には、企業財務の目利きだけが取引に参加する「TOKYO AIM」への移行を促し、そのうえで上場廃止を迫る可能性もある。
マザーズ改革案が実現すれば、マザーズに10年も居座る企業が退場するだけでなく、新規上場企業数も激減すると予想される。証券界は「事実上の市場消滅につながる」(大手証券役員)と複雑な反応を示すが、反社会的勢力を排除するメリットも指摘されている。
東証がどんな大ナタを振るうのか注目される。
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