東京228堂さんのブログ
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9月18日 「日本株をどうみる 外国人投資家に聞く」
TOPIX 1,510.95 -33.76
日経平均株価 15,801.80 -325.62
NYダウ 13,403.42 -39.10
NASDAQ 2,581.66 -20.52
小幅に下落。イギリスのノーザン・ロックの取り付け騒ぎで
が下落の要因のようです。あとFOMC待ち。
日本市場は時間とともにドンドン下落し、
日経平均は結局325円と大幅反落。
今日は様子見かと思っていたのですが、なんででしょうねぇ?
金融収縮懸念だそうですがここまでとは、怖い怖い。
新興市場もREITも全滅であります。
為替は対ドル115円調度、対ユーロ159円中盤と円安で落ち着いております。
今夜のFOMCどうなることか。
中国市場は
香港 ハンセン指数 24,576.85 -22.49 -0.09%
中国 上海総合指数 5,425.21 3.82 +0.07%
インド市場は
ムンバイ SENSEX30種 15,669.12 164.69 +1.06%
インド NIFTY指数 4,546.20 51.55 +1.15%
ベトナム市場は
ベトナム VN指数 935.17 0.43 +0.05%
今日のアジア市場は小動き動きが多かったです。
ドバイ市場は
DFM Index 4,190.77 +14.84 +0.36%
最近の株価急落も、売買代金の低調さも外国人が日本株を積極的に
買ってこないことが要因でしょう。
9月15~16日の日経新聞に「日本株をどうみる 外国人投資家に聞く」
という記事がありました。
ウィリアム・パン(アルジャブリス・インベストメンツ)
米国の実体経済に変化の兆し。年末までに住宅・雇用関係の指標は
一段と悪化。2002年から続いた『世界同時株高』は終わったかもしれない。
日本企業は欧米・アジア企業に比べて配当水準が低く魅力に欠ける。
サイモン・サマーヴィル(ジュピターアセットマネジメント)
日本企業はコスト削減や構造改革に成功し、業績は好調。
投資家をさらに引き付けるには、配当の引け上げや
自己資本利益率(ROE)の改善など財務面での改革が必要。
経済全体では賃金が上昇しておらず、消費が上向かないもの気掛かり。
スティーブン・マーティン(ハーミーズ・インベストメント・マネジメント)
株主還元への意識が低く、株主利益を損ねるかもしれない買収防衛策が
導入されて不満。
金融市場の規律が緩んだ米国・英国は景気後退に入っても
仕方がない。日本は財務体質が健全でサブプライム問題の影響も小さい。
この問題そのもので日本の投資化がおびえる必要はない。
キース・ドナルドソン(マーティン・カリー・インベストメント・
マネジメント)
国内景気は順調、企業業績は好調だが、賃金を上げることに消極的で
消費が増えないのが問題。米景気の先行きは不透明。
政治面で構造改革が後退するのが怖い。
アメリカ景気については不安定なコメントが多かったですが、
日本市場についてはマチマチ。
やはり難しい局面なのでしょう。
それでは今日はこれで失礼します。
やはり外国人投資家にとってみれば、成長率が限られる
日本市場よりも、さらに成長する中国などアジアに見劣り。
そして技術力、投資に値するという
サイモン・サマーヴィル氏の期待が持てる銘柄は
JR東日本、ベネッセと。
2人の外国人投資家の発想・運用戦略が興味深かったです。
同じ名前の日記があったんで、どっちにコメントしようか迷いましたけど(@_@;)
ベネッセとはかなり日本株を勉強なされてますよねぇ。
JR東は所有株なのでまた100万円に挑戦して欲しいと
切に思っております。
みやまなさん
とりあえず大幅反発でしたが、日経平均16300円は
壁になっているので乗り越えられるか注目したいです。