12月の米雇用統計は1939年調査開始以来初となる2ヶ月連続で50万人を超える減少幅で、12ヶ月連続の減少となりました。さらに、失業率は1993年1月(7.3%)以来16年ぶりの高水準でした。
今年は企業のリストラ策が本格化することから失業率は1983年代の8%以上、減少幅は戦後最大の1974年12月(▲60.2万人)を超え、2002年の減少最長記録である15ヶ月連続を塗り替えることになるでしょう。
1-3月が最も悪化することが予想され、米雇用統計上記録的な数字が並ぶことになるでしょう。それに伴ってNYダウは7000-7500ドルのレンジに突入する可能性を排除できないでしょう。