情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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11月15日 金曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、107円高の38642円で取引終了。
取引開始から30分で566円高となりますが、その後は上げ幅縮小。後場は揉み合った後に下放れると、更に上げ幅縮小。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は4兆6014億円、出来高は21億8810万株。
値上がり銘柄数は813、値下がり銘柄数は768、変わらずは64銘柄でした。
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は117、値下がり銘柄数は106、変わらずは2銘柄でした。
上昇率の高い順
日本製鋼所 7.1%高
みずほFG 6.6%高
ふくおかFG 5.8%高
ディスコ 5.7%高
SCREENホールディングス 5.2%高
下落率の高い順
電通G 14.5%安
荏原製作所 5.0%安
アサヒグループHD 4.4%安
楽天G 3.9%安
ネクソン 3.7%安
〇米国株による影響
(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)
ダウ平均 0.47%安
ナスダック 0.64%安
S&P500指数 0.60%安
3指数揃って下落していますので、日本株にマイナス材料。
トランプトレードで急騰していましたが、直近は熱が冷め落ち着いてきました。当然の調整なので大きな失望は無いと思いますが、一旦大きく調整する可能性もありますので(これまでの急騰による反動安)、それを警戒した日本株売り又は手仕舞いが増えるかも・・・と考えていました。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.51%高
ドイツ(DAX) 1.37%高
フランス(CAC) 1.32%高
イギリスは10月中旬から下落トレンド。押し目買いで反発するところはありますが、早々に売られて安値模索が続いています。本日は続伸していますが、底打ちするのか、また売られてしまうのか分かりません。
ドイツとフランスは前日までの急落から、押し目買いで急反発。
ドイツは大きな節目(下値抵抗)からの押し目買い。但し、乱高下が続いているため不安定。フランスは10月から揉み合い相場の後に一段安、また揉み合って一段安という流れ。本日は上昇しましたが、上値には前回の揉み合い(上値の壁)がありますので、上値は重くなりそう。
3市場揃って上昇するも先行き不透明な状況なので、日本株に対するプラス影響は小さいかも・・・と考えていました。
〇為替相場による影響
朝は1ドル156円半ば。パウエル議長が利下げを急がないと発言したことで、50銭ほど円安が進んでいました。
急ピッチな円安と議長発言による円安を受けて、目先は一旦円高に調整するかもしれません。このようなことから、本日は円安でも株式相場へのプラス影響は小さいと考えていました。
〇先読みするのが難しいと思っていました
前日までの3日間で大きく下げているうえ、欧州市場の上昇を受けて押し目買いは入るはず。但し、上値追いできるほどのプラス材料はありませんし、欧米株と為替の先行き不透明感はマイナス材料。週末のリスク回避もありそうなので強弱入り混じる。このようなことから、本日の相場は先読みするのが難しいと思っていました。
結果は買い先行で大きく上昇するも、107円高(0.28%)まで上げ幅縮小。
海運、鉄鋼、電気・ガス、銀行、輸送用機器など22業種が上昇。
サービス、その他金融、非鉄金属、不動産、建設など11業種が下落しました。
プライム市場の49%が上昇、47%が下落。