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投資の知恵(6.10.13)9時32分

   今週も、強い動きです。この先、2か月先では、横ばいか、やや強含みの動きと予想します。4万円を超えると、思います。

 

1 日経平均の,過去、10年の平均PERは14か15。高い時は18。低い時は12。7月11日に、日経平均は、史上最高値(4万2224円)を、付けた。これが、ここ数年の大天井となる。

 

10月11日(金)の日経平均は39600円。この時の日経平均の予想PERは15.7である。平均値辺りである。今週は、日経平均は、4万円を超えると予想する。今の株価は、高くもなく、安くもない株価である。どうやら、年内はこの水準か、やや強含みで動くと予想する。

 

2 ここで、アナリストの目標株価です。現実の日経平均の値と、6500円高くなっている。(10月1日(火)日経新聞より)このことから、アナリストの目標株価より、個人で設定する目標株価は、2割低く考えたのがよい。

 

3 アメリカの景気が、軟着陸するかどうかという原因がある。これも、最新の雇用統計から、急激な景気後退の懸念は無くなった。アメリカの景気は、軟着陸するらしい。

アメリカは、9月に。0.5パーセントの金利を下げた。これは、株価に既に、織り込み済みである。そしてアメリカの株は、先週も、市場最高値をつけた。ただ、少し加熱ぎみではある。


 

(SP500種の予想PERは21.6倍。過去10年ではPERは18倍。

加熱気味である。また、アメリカでは、増益率が、鈍化している。10月11日(金)の日経新聞)

 

こんなことから、アメリカでは大天井が次第に近くなっている。今後、2か月くらいの間で、大天井を付けると予想。そうすると、日本も上昇率が、鈍くなる。

 

 4 中国では、不動産を中心にして、景気が思わしくない。が、ここで、中国は景気がよくなる景気刺激策を出した。

 

5 日銀は、先の利上げの時の、急激な円高と株安を経験しているので、当面の間、金利を上げないと表明。(9月21日(土)の日経新聞)

 

 6 トヨタなど輸出関連株は、円ドル為替が145円くらいで利益を計算している。

9月14日(土)日経新聞より

銘柄名     想定為替レート

キヤノン    1ドル=154

ニデック    1ドル=145

マツダ     1ドル=150

トヨタ     1ドル=145

ブリジストン  1ドル=146

クボタ     1ドル=150

 

7 円ドル為替は、日銀が、当面は金利を上げないと表明しているので、極端な円高にはなりにくい状況である。

それと、構造的に円安になりやすくなっている。投信によるドル買いである。

新ニーサもあるが、大体1か月に、1兆円のドルの買い越しが続いている。

 

 8 世界景気は、後退局面を迎えるか否かですが極端な景気後退はなくなった。アメリカの雇用統計が高いので、暴落はまず無い。海外投資家の売りが、当面の間、無いと思う。

 

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