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これから出てくる米経済統計に要注意!

昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +431.63 @42,512.00, NASDAQ +108.70 @18,291.62, S&P500 +40.91 @5,792.04)。ドル円為替レートは149円台前半の前日比円安ドル高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方がやや多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が646に対して、下落銘柄数は939となった。 騰落レシオは102.04%。東証プライムの売買代金は3兆5288億円。

TOPIX +5 @2,713
日経平均 +103円 @39,381円

米国では、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公開され、大多数のメンバーが0.50%の利下げを支持したことが分った。原油相場の上昇も一服して、アップルやアマゾンなどの上昇がけん引して株価は上昇した。ただ、S&P500は史上最高値を更新しており、株価は高値圏にあるので利食い売りが出易く、ちょっとしたきっかけで売りが殺到することがあるため注意が必要だろう。

本日10月10日の東京市場では、米国株高と堅調な労働市場を反映した円安ドル高の進行を受けて、主力輸出関連銘柄を中心に上昇した。寄り付き後、日経平均の上げ幅は一時300円を超えたが、その後は売りに押されて下げた。ただ、ファーストリテイリングとソフトバンクグループの2銘柄だけで日経平均を約100円押し上げた。つまり、この2銘柄が上昇しなかったら、日経平均は上昇しなかったことを意味し、東証プライム全体では、上昇銘柄数よりも下落銘柄数の方がやや多かった。賃上げに利益の増加が追い付いていないため営業利益が大きく減少しており、イオンが冴えない。

ウォレン・バフェットが率いるバークシャーハザウェイが2019年以来の大型起債(2,818億円)を決定した。バークシャーが保険株、総合商社株、銀行株に投資するのではないかとの思惑から、SOMPOホールディングス、東京海上ホールディングス、三菱商事、三井物産などが上げた。総合商社は既に約9%保有しており、上限の9.9%まで近づいているため、多分、他の業種が次の狙いと見られ、有力候補として三菱UFJファイナンシャルグループの名前が浮上して来た。明日以降の動きに注目である。10日及び25日移動平均線は横向きとなり収斂しており、株価はその上で推移している。きっかけさえあればいつ上に放れててもおかしくないタイミングではある。

日経平均の日足チャートを見ると、陰線で続伸した。この3日間の日足はすべて短陰線だが徐々に上げている。ただ、日本独自の自力で上げているのではなく、米国株が上げているからそれに連れ高しているだけなので、寄り付きだけ高くなるがその後は売り優勢となり、結局、陰線で終わっている。その頼みの綱の米国株はFRBによる利下げ期待が支えとなっているため、利下げ期待が後退すると失速する可能性が高い。そして、それは日本株にも連鎖する。これから出てくる米経済統計に要注意だ。

33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、ゴム製品(1位)、保険(2位)、銀行(3位)、医薬品(4位)、輸送用機器(5位)となった。

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