12/31 バブル崩壊の一年を終えて

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2008/12/31 - あおぞら郵船さんの株式ブログ。タイトル:「12/31 バブル崩壊の一年を終えて」 本文:今年は株式投資にとってまさに『最悪の一年』となりましたね。 10月に米政府がリーマン・ブラザーズを救済せず、破綻させたことが引き金となり、「バブル崩壊」という最悪のシナリオが現実化しました。

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12/31 バブル崩壊の一年を終えて

あおぞら郵船さん
あおぞら郵船さん
今年は株式投資にとってまさに『最悪の一年』となりましたね。
 
10月に米政府がリーマン・ブラザーズを救済せず、破綻させたことが引き金となり、「バブル崩壊」という最悪のシナリオが現実化しました。
 
その後の経済は、トヨタ自動車が赤字となったり、リストラ・派遣社員切りが横行し、末期的な状況に追い込まれています。
 
来年もさらに「不景気」の進行は必至であるように思います。
 
しかしながら、この状況に反して、大納会の日経平均は8859円とかなりの高値で引けました。
一時期は「日経平均7000円割れ」目前の事態であったことを思えば、大健闘していると言えるでしょう。
 
米政府によるGM支援を好感したという話がありますが、こうして一つ一つの改善策により「最悪のシナリオの回避」が続けられれば、株式市場も安定化していくのではないでしょうか。
 
来年にはいよいよオバマ新政権が発足し、また、日本でも衆議院総選挙が控えているということで、期待と不安の入り混じった歴史的な一年になりそうです。
 
私の方は、完全に失敗でした。
バブル崩壊を生き延びたにもかかわらず、先物に手を出して大損失など、恥ずかしい限りです。
一つの教訓としては、
「損切りを繰り返して一文無しになるより、塩漬けの方がマシ」
ということですね。
 
プロの方は例外なく、損切りの重要性を力説されますが、損切りルールを確実に適用しても、相場によっては10回に1回も利益確定できない場合がある。
素人にとっては、「損切りを繰り返して一文無しになる」可能性の方が高いのではないでしょうか。
 
もちろん、バブル崩壊の初期に損切りをしておけば、その後の暴落も回避できたわけですが、それは結果論であり、そのような機動的な運用を素人が判断はできるものではないことを実感しました。
 
やはり、素人にとっての投資の基本は「優良銘柄への中期投資」であると、バブル崩壊局面を通して実感しました。
 
現在は完全に撤退し、再参戦の機会をうかがっています。
 
皆様、良いお年をお過ごしください。
 
 
「来年は変革の年になりそうだね~」




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