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日米欧で長期金利が同時に上昇基調となっているため・・・

昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJI -411.32 @38,411.54, NASDAQ -99.30 @16,920.58, S&P500 -39.09 @5,266.95)。ドル円為替レートは156円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の東京市場では、上昇銘柄数の方がやや多かったが、株価指数は下げた。東証プライムでは、上昇銘柄数が982に対して、下落銘柄数は615となった。騰落レシオは97.07%。東証プライムの売買代金は4兆3985億円。

TOPIX -15 @2,726
日経平均 -503円 @38,054円

米国では、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)は前回4月の報告時点から「拡大を続けた」と総括した。これにより、米7年債の入札が低調だったことに加えて、利下げが先送りされそうだとの観測から米10年債利回りが前日の4.54%から4.61%へ上昇して来たため、株価には大きな重しとなった。主要3株価指数は揃って下落した。

本日の東京市場では、日米の長期金利上昇の流れを受けて、ハイテク成長株を中心に売られた。日経平均の下げ幅は一時900円を超えた。国内長期金利(=新発10年債利回り)は2011年7月以来約13年ぶりに1.1%台を付けた。長期金利の上昇基調は日米欧で同時に起こっている。長期金利の上昇は銀行株にとっては追い風であるが、上昇基調が続いてきたこともあり、本日は一旦利食い売りが優勢となった。有利子負債が多く、金利上昇による金利負担が増加する不動産や電力・ガスなどは下げが目立った。

日経平均の日足チャートを見ると、大きくギャップダウンして始まったが、切り返して非常に長い下ひげを引いた短陰線で終えた。「たくり線」である。本日も米国株が大幅続落しない限り、明日は自律反発狙いの買いが増えると見る。

33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、海運(2位)、非鉄金属(3位)、電気・ガス(4位)、卸売(5位)となった。

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