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国債買い入れオペの金額が減額されなかったことを好感して・・・

昨日の米国株式相場は小幅反落した(DJIA -38.62 @39,869.38, NASDAQ -4.07 @16,698.32, S&P500 -11.05 @5,297.10)。ドル円為替レートは155円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が999に対して、下落銘柄数が592となった。騰落レシオは96.40%。東証プライムの売買代金は4兆236億円。

TOPIX +8 @2,746
日経平均 -133 @38,787円

米国では、年内の利下げ期待が高まり、さらにウォルマートが好調な決算を発表して株価は上がり、ダウ工業株30種平均は一時4万円台の大台に届いたが、次第に利益確定売りに押されて前日比小幅安で終えた。

本日の東京市場では、前日の米国株の反落の流れを受けて、東京エレクトロンやファーストリテイリングなどの値嵩株が売られ、さらに利益確定売りも入混じり、日経平均は一時380円安まで下げた。しかし、午前10時過ぎに日銀が定例の国債買い入れオペを通知し、その購入予定額が据え置かれて減額されていないことが知らされた。「5年超10年以下」の買い入れ額を4,250億円とするなど、金額が前回から据え置かれた。これに安心感を得て、日経平均は切り返し始め、下げ幅を縮小して終えた。ただ、この先を考えると、日銀は金融政策の正常化を進めることはほぼ確実なので、国債買い入れ額は徐々に減少して行くと見る。その過程で国内金利は徐々に上昇すると見込まれ、実際に本日の10年債利回りは一時0.96%へ上昇した。銀行株がその金利上昇基調の恩恵を最も受けるはずとの見立てから、本日は銀行株の上昇が目立ったようである。

日経平均の日足チャートを見ると、終値では小幅安となったが2日連続陽線となり、且つ、25日移動平均線の上で踏ん張っている。もう1日だけ25日移動平均線の上に留まれば、25日移動平均線の傾きは明確に上向きに転じそうである。そうなると、目先の関門は上向きの60日移動平均線となる。これをも上抜けることができれば、上昇しやすくなる。

33業種中21業種が上げた。上昇率トップ5は、銀行(1位)、電気・ガス(2位)、輸送用機器(3位)、海運(4位)、鉄鋼(5位)となった。

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