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生涯現役の株式投資・トレード技術を一旦習得すれば・・・

昨日の米国株式相場は大幅続伸した(DJIA +512.30 @37,090.20, NASDAQ +200.57 @14,733.96, S&P500 +63.39 @4,707.09)。ドル円為替レートは141円台前半の前日比大幅円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が404に対して、下落銘柄数は1,221となった。騰落レシオは100.67%。東証プライムの売買代金は4兆4634億円。

TOPIX -34 @2,321
日経平均 -240円 @32,686円

米国では、米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を5.25~5.50%に据え置くことを決定し、来年3回の利下げ見通しを示した。これを受けて米10年債利回りは前日の4.206%から一時は4.007%まで急低下し、米株式相場は大幅続伸した。

本日の東京市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて米長期金利が低下し、米国株が大幅続伸したことを好感し、日経平均は上昇して始まった。しかし、米利上げ停止および来年の金利低下見通しを先取りして米長期金利が大きく低下したため一晩で大きく円高・ドル安が進んだ。これにより自動車をはじめとする輸出関連銘柄を中心に強い売り圧力が高まる一方、米長期金利の低下により利ザヤが縮小する銀行株や保険株も目立って売られた。さらに、政治資金パーティーを巡る疑惑から岸田文雄内閣の複数の閣僚が同時交代する異例な事態となっており、国内政治情勢が不透明となってきたことで、特に外国人の売り圧力も増したとみられる。日経平均は一時400円近く下げた。他方、米長期金利が下げると資本コストが下がるため成長株の理論株価は上昇するため、成長株の一角は買われて株価指数の下げを緩和した。

日経平均の日足チャートを見ると、前日比で高く始まったがその後は売りに押されて下ひげを引いた長大陰線で終えた。目先の下値支持線として意識されるのは12月8日安値@32,205円である。

株価チャートは相場の杖として役には立つが、決して株価チャートが株式相場を動かすのではない。相場の背景にある神羅万象の変化が相互に影響し合いながら株式相場を動かいしている。その中でも特に大きな力としてマーケットが意識しているのが日米の長期金利と円相場である。少しの統計学の知識があればバックテストすると分かるが、この2つの要因だけで中長期的な日本株のトレンドはかなり説明できてしまう。しかし、仮にトレーダーが中長期的なトレンドに運よく乗ったとしても、短期的にはそれとは逆行することが頻繁に起こる。自動車運転に例えて言うと、誰もが名古屋から東京へ行きたいなら東へ向かい走れば良いと理解している。しかし、ハンドルを固定して東へ走れば決して生きて東京へはたどり着けない。道は一直線ではないからだ。道のりは曲がりくねり、暫くは見通しが効く直線だと思っていたら突然右カーブに変わる。すると今度は左カーブに変化し上り坂になっている。暫くそのまま走ると突然、下り坂に変わる。さらにそれまで青かった空が突然暗くなり、雷鳴とともに大雨が降り始め、車を左右に揺るがすほどの強風が吹くこともある。それでもほとんどの人は何とか目的地の東京へたどり着ける。なぜなら、「自動車運転技術」を習得しているからである。全く同じロジックにより、株式相場という道程も生涯現役を目指すなら「株式投資・トレード技術」の習得が必須である。技術と言うものは一旦習得すると生涯活用でき、生涯現役の株式投資・トレード技術を一旦習得すれば、生涯に渡って「お金の不安から解放」される。

33業種中30業種が下げた。下落率トップ5は、急速な円高・ドル安進行のため輸送用機器(1位)、米長期金利の低下のため銀行(2位)および保険(3位)、海運(4位)、電気・ガス(5位)となった。

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