しかし、この米国の投資信託屋の通常パターンが、日本にも当てはまる保証は無い。政府・日銀が円の価値を下げ続ける以上、?である。
よって11月に急ぐべきなのは、むしろ利益確定売りの方だろう。損切りは、この時期にはやめた方がいいと思われる。実際、バークシャー等、米国機関投資家も、米国経済のみならず、中国経済の減速、EV化の限界、イスラエル等の戦乱も考え、流動性選好を増しているので、今のうちにウエイトを調整しておいた方がよいと思われる。かと言って、外貨定期というのは、手数料を考えると、9%の利回りでのドル預金であってもそこから税金&手数料が引かれれば、5%に落ちることを考えると、平均4%くらいはゆく株式&FXの方がましと言えよう。(もっとも、MINKABUを活用できる経済学部出身者ならば、中長期投資向けと割り切るはずなので、めったに売り買いを頻繁にしないだろうが・・・)