ロレンスとパレスチナ問題 5年10月18日(水)14時11分

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ロレンスとパレスチナ問題 5年10月18日(水)14時11分

(10月19日(木)22時22分。追加の修正を、しました。)


これは、今の中東問題で、基本知識で役に立つと思う。NHKのバタフライエヘクトより。

 

1 第1次世界大戦始まる。アメリカ、フランス、イギリス対ドイツ、オスマントルコの戦い。


この頃の、オスマントルコは、現在のトルコと、アラビア半島を支配する大きな支配地域を有しておりました。

 

2 イギリスは、ロレンスをアラブに派遣。そこで、アラブのフアイサルと会う。ここでイギリスは、アラブの国をトルコから、独立させるとイギリスの密約を伝える。

 

ここでの、イギリスの目的は、アラブから石油が出ることを、そして、石油の権益を確保することだった。


 ここで、フアイサルとロレンスは、アラブでゲリラを展開し、トルコを内部から崩壊させる作戦に出る。ロレンスのゲリラは、トルコを内部崩壊させた。

 

3 しかし、ここで、イギリスは、ユダヤの富豪、ロスチャイルド家のエドモンにユダヤの国家を建設することを約束する。

 

つまりイギリスは、同じ土地に、アラブとユダヤの国家建設を、密約したのである。一つの土地に、2重の密約である。これが後になって、パレスチナ問題となる。

 

4 第1次世界大戦が、終わり、オスマントルコが、崩壊した後に、イギリスはフアイサルに、アラブの国家は作らないと伝える。この時の通訳が、ロレンスである。このため、ロレンスは、この後、自分はアラブの裏切り者だという事に悩まされる。

 

5 悲劇は、更に起こる。ドイツでは、ヒトラーが台頭し、ここで、ユダヤ人迫害を始める。ユダヤ人は、パレスチナに行こうとする。ユダヤとアラブに、亀裂が生じる。イギリスは、ユダヤとアラブを和解させようとするが、失敗する。

 

6 第2次世界大戦が始まる。ここで、ユダヤ人は、強制収容所に送られ、600万人が、犠牲になる。そしてこの大戦は終わる。

ユダヤ人は、約束の地、パレスチナで、祖国建設の、シオニズムの思想が深まる。

 

7 第2次世界大戦が、終わる。国連はユダヤ人の国家建設を認める。1948年5月14日。ユダヤ人は、国名を「イスラエル」とする。そして、ユダヤ人は、この地のアラブ人を、強制的に国外に追い払う。ここで、アラブとイスラエルの対立は決定的になる。


8 イスラエル建国の、同じ日に、アラブはイスラエルに戦線布告。第1次中東戦争が、始まる。そして、パレスチナ難民が出る。


9 1972年。テルアビブで、日本赤軍、3名による空港乱射事件。ここから、自爆テロによる新しい戦術が、広まる。


10 資金力のないアラブは、ゲリラ戦と、自爆テロを行う。これが、現在まで、続いている。

 

3件のコメントがあります
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    堅実さん
    2023/10/18 14:21
    堅実です。

    このロレンスは、映画「アラビヤのロレンス」として、世界中にヒットしました。この映画では、オスマントルコが、崩壊するまでで、その後のロレンスの、アラブを裏切ったことに、後悔していることは、ありません。

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    tukumodayoさん
    2023/10/18 22:03
    堅実さんへ

    イスラエルのユダヤ人たちも
    大昔に故郷を追放された苦難を振り返れば
    もう少しアラブ人に対する対応も
    違うと思いますけどね。
    同じ過ちと罪を背負いますね。
    そらぁ~そうと、ユダヤ教も
    イスラム教も、信仰する人々を
    幸せの方向へは誘っていないと
    感じますね。
    歴史を振り返ってもね。
    何故に同じ唯一神を信仰していて
    殺し合うのか???ですね。
    小生なら、アウシュヴィッツの中で
    ユダヤ教を信仰はできもはんですね。
    あの超苦難の現実に、神が救いに来ませんで
    したからね。ユダヤ人は選民のはずなのにね。
    やれやれ。
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    堅実さん
    2023/10/18 22:24
    tukumodayo  さんへ

    「イスラエルのユダヤ人たちも大昔に故郷を追放された苦難を振り返ればもう少しアラブ人に対する対応も違うと思いますけどね。」

    ここで、イギリスの2重に密約したことが、問題となってます。
    元々は、ユダヤ人も、アラブ人も、中がよかったのです。
    イギリスが、アラブを裏切ったのです。

    「同じ過ちと罪を背負いますね。そらぁ~そうと、ユダヤ教もイスラム教も、信仰する人々を幸せの方向へは誘っていないと感じますね。」

    パレスチナは、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地となっていて、これが複雑にしております。

    「歴史を振り返ってもね。何故に同じ唯一神を信仰していて殺し合うのか???ですね。」

    これは、自分の宗教こそ、正しいということに由来するのでは。日本でも、創価学会は、他の宗派を、認めておりません。天理教、立証佼成会も、「南無妙法蓮華教」なのに、認めていないのです。

    「小生なら、アウシュヴィッツの中でユダヤ教を信仰はできもはんですね。
    あの超苦難の現実に、神が救いに来ませんでしたからね。ユダヤ人は選民のはずなのにね。やれやれ。」

    まあ、宗教は、おまじないです。例えば、「南無妙法蓮華教」といえば、痛風が治るのなら、小生は、信じます。拝んでも、痛風は治りません。これが、現実です。あたりまえの事ですが。
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