10月に入り、マーケットはリスクオフな傾向が強い印象でしたが、昨日の米雇用統計の結果が逆に方向感の出づらい流れになった気もします。最近は米市場は株式と債券の綱引きで市場が振り回されてる印象。
日本株式はバフェット効果と円安効果で外国人の買いが株価全般を押上げてきたところ、円安の節目の150円を意識されてパフォーマンスは悪いと判断されたのか売り越しが増えているようです。
個別銘柄の第1四半期の決算等をみていくとどこも業績がコロナ化からの回復を印象づけるレポートが多かったように感じます。
今後のマーケットの流れは10月に入り落ち着かない状態でVIX指数も上昇していましたが、指数も下落。徐々に落ち着きを取り戻すかなという印象。このまま続けばチャートの向きに向かった流れということになると思いますが。
ドル円についてはいまだにドル先高観がつよく150円を見据えた動きと言われていますが、シカゴ通貨先物では円の取引においてはかなり円ショートが積む上がっています。7月頃にショートのピークを迎えて一旦ショートが減少、円高となり6月の145円の高値後、7月10日頃には137円まで円高が進みました。調整後現在は149円まで上昇していますから、そろそろドル高の天井が意識される動きになるのか。
通貨先物決済(SQ)10月13日第2金曜日にむけてポジション持ち高調整が始まるのであれば来週月曜日9日のドル円の動きに注意が必要になるかもしれません。
注)マーケットを予想することはできませんので、あくまでこんなふうになるのかもしれないとただ漠然と思ったことを文書化してみただけで、自分のための書き込みですからあまり参考にならないと思います。