飲まれるな！

[サイコさん]

     

　　士業（弁護士、会計士等）　 現在 １1位ここのところの世界同時株安の煽りみたいなことで、またぞろ就職氷河期に舞い戻った感は払拭できないのだけれど、来年新卒者の内定を取り消す企業もやはり出てきているのが現状だ。いやいや、現状はもっと深刻なのである。先回の雨宮処凛たちが、ここにきての派遣切りに対する抗議デモを行っている。現在、労働者の３人に１人は非正規雇用で働いていて、景気が落ち込んでくると、まず非正規社員から切っていくのであるから、彼らにとっては戦々恐々なのでる。いや、現状はもっと厳しいのである。日本ＩＢＭでは１０００人からの正社員の削減が計画されていて、退職を強要までさせられるという違法が行われている疑いもでてきているということだ。これに関しては、風の便りでそれこそ日本ＩＢＭに勤めてた人が実際に会社を辞めてる事実を思うと、背地が無さとともに、現状の不況は身近なところに迫っていることを実感せざるを得ないわけである。彼の場合は、そうしたリストラの流れがあることを知りつつも、自ら辞めてしまったということではあるが、それでもそれはそうした会社の都合から出てきたことなのだと思う。兎も角、経営陣の都合ばかりで、実際に会社の利益を創造している労働者に対してあまりにも過酷なことがなされていることには憤りを感じてしまう。しかしながら、矢張りほんとに不況、もっと言えば恐慌になっているのだろう。そうなると、私企業のそうしたサバイバル戦略によって被害を受けた者に対しての補償を、国または地方公共団体は粛々と行わなければならないのではないか、という疑問が沸いてくる。やってないわけではないのだろうけれども、余りに雇用経済対策および社会保障関係のニュースソースが出ていない感じはするのである。まぁ、だからというか当然、太郎ちゃんの人気も暴落するに決まっているわけで、もう自民党なんかに誰も何も期待なんかしてやしないのだ。さっさと、解散してこの苦境を脱する手立てを早急に立てて欲しいのだ。国民の希望、民意は兎に角、この現状の解消を願っているのであるから、速やかに対処してもらいただけなのだ。だから今政治に携わる者は、やけ酒なんか飲んでる場合じゃない、と言いたい。やけ酒飲んでるのは、こっちとら国民の方なんだからね。まぁ、サイコの心境からはそれも含めた諸々の事情でなんだけど　まぁ、こんだけ不況だと忘年会もあるのかないのか分からないのだけれど、お酒を飲む機会は増えますから、「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな、酒は飲んでも飲まれるな、こんな不況に飲まれるな。」で今年をなんとか乗り切りましょう。グゥーーーー