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バフェット氏のポジショントーク

素人のひとりごと日記です。

先月、2人の投資の上級者も含め、数人と飲みに行く機会がありました。その中に、投資に興味のある若い女性の方がいました。投資の上級者(中立の立場で投資教育もされている)の方が、若い女性の方に簡単な投資のアドバイスをしていました。

そのアドバイスの中で、

「専門家の話を聞く場合(文章を読む場合も同じ)、その人がどのような立場で話しているのかを理解するようにしたほうがいいよ~。これ大事だから」
(・o・)!

と話していました。

その通りだと思って、横で聞いていました。

(コロナの件も同じです。政府の新型コロナ分科会のメンバーたちによる立場を優先した数々の超愚策は、本当にヒドイ。メンバーを全員入れ替えて、まともな専門家にしてほしい)

証券会社のおかかえ専門家は、株が下がると言ってしまったら、株式の投資信託が売れなくなるので、株が上がっても下がっても強気の場合が多い。

このような立場のある人の話を聞いていると偏った情報しか入ってきません。

以前、大手証券会社のストラテジストが、相場の予想が当たったときに

「わたしの予想もたまには当たるのですね~」(^^ゞ 

と本音の話をしていました。

予想が当たるのが、「たまにしかない」らしい。

さて、足元のマーケットについて、ファンダメンタルズからは、乖離して株価は上昇しているようです。

私自身は、マーケットを見るとき、需給もチェックします。

CFTCのポジション※、逆日歩の状況、信用の取組み状況、投資主体別売買動向(含む先物)、日経ダブルインバースやファーストリテイリングの売り人気などを見て、売り方の踏み上げがあるかもしれないと予想していました。

売り人気のときは、なかなか株は下がりません。需給をよくチェックせずに、チャート分析に頼って、空売りすると、売り方の買戻し相場に巻き込まれる確率が高くなります。もちろん、あまりにも買われすぎのときや、大きなマイナス材料が出たりすると、売り人気のときでも株は下がります。

※CFTCの機関投資家などのS&P先物(取引量の多いmini)ポジション

2023年5月2日 直近の買い比率 70.1%
2023年の平均の買い比率 68.3%
2022年の平均の買い比率 62.4%

昨年の2022年1月の買い比率は74%台で高かった。この後、アメリカ株は調整局面に入りました。現在の70.1%は、やや高い水準ですが、まだ売りもたくさん入っているので、これだけ見るとやや注意といったところでしょうか? 仮に75%くらいまでいくと、大きく下落する可能性が高くなります。

需給ではありませんが、2000年~2020年までの日経平均株価のデータをチェックすると、5月中旬頃に株価が調整しているケースが多かった。

今年はどうなるでしょうか?

もう一点、頭に入れているのは、買いが中心のファンドは、債券投資で含み損を抱えているので、株式で利益を出そうとしていると考えられます。みんなで協力して株を買っている感じです。ただ、売りもできる大物ヘッジファンドが動き出したら、やはり株は下がるでしょう。

・・・

株が高値圏にあるときには、マスコミを通して、高値圏で株を買わせたい大物ヘッジファンド(ゴールドマン・サックスなど)のおかかえ専門家のポジショントークが出てきます。

今回は、凡百の専門家ではなく、超大物ウォーレン・バフェット氏のポジショントークについて自分の感想を書いてみます。(個人的な考え)

マスコミ報道によると、バフェット氏は、日本のすべての主要企業への関心を示し、日本株はPBRが低く企業価値に対して株価は割安なので、日本株の投資を検討するようなことが書かれていました。(日本株のPBRが低いことには理由があるけど…)

証券会社のおかかえ専門家も、このバフェット氏の話を持ち出して、割安な?日本株を推奨しているようです。マスコミは、例のごとく、バフェット氏はどのような銘柄を買うのかと、つまらない記事を書いています。

投資歴の浅い個人投資家の中には、この報道を見て現在の高値圏にある日本株を買いたいと考える人もいるかもしれません。(高値圏にある株価の短期的な動きはわかりません。売り人気になると株はなかなか下がりません。投資家の心理を予測するのは難しい)

ウォーレン・バフェット氏もバークシャー・ハサウェイの会長・CEOの立場があります。バークシャーといえども、今回のFRBの急速な利上げで、国債、証券化商品、社債などで含み損を抱えていると思われます。

バフェット氏は、含み損を少しでも解消するために、利上げによる銀行危機のない日本株を狙って、ポジショントークをした可能性があると考えるのが普通です。(バフェット氏は、賢い!)

ヘッジファンドも同様ですが、自己のポジションに有利な発言をします。

買いたいときは、弱気の発言をする
売りたいときは、強気の発言をする

バフェット氏も、チャンスを見て売りたいので、日本株について、強気の発言をして、利益確定の売りをしようしたのか、それとも日本株の短期売買で儲けるためにポジショントークをした可能性は十分あります。(日本の商社株については、長期で考えているかもしれません。マスコミ報道と同じで、うそと本当のことを混ぜて話をするケースです)

以前の日記にも書きましたが、金(ゴールド)についても、バフェット氏は、「金くず」など興味はないと表では言っておきながら、金(ゴールド)をしっかり買っている。(一緒に飲みにいった投資の上級者の方もこのことは知っていました)

個人投資家は、バフェット氏から長期投資について学ぶべきことはあると思います。しかし、一方で、バフォット氏は、百戦錬磨のしたたかな相場師でもあることも知るべきです。

投資家は、無責任な報道を続けるマスコミや専門家と違うので、ポジショントークには、騙されないように注意したい。

わたしがみんかぶの最初の日記で書いたことが、GS(ゴールドマン・サックス)のエコノミストのポジショントークについてでした。今回は、ウォーレン・バフェット氏のポジショントークについて書きました。

・・・

ファンダメンタルズについて簡単に

世界は歴史の転換期を迎えています。

・米国の地方銀行破綻
・米国の債務上限問題
・中央銀行デジタル通貨への動き

・脱ドル化の流れ(揺らぐ米ドルの基軸通貨体制)
・中国の不動産バブル
(中国関連情報では妙佛 DEEP MAXさんの動画がおすすめ)
・欧州の大いなる不安定

・日本のインフレ
(2023年1月の日銀リポートでは、今年の物価見通しを1.6%としています。日銀がそのように予想しているので、そうならないことがわかる… うそもほどほどにしてほしい)(-_-;)

・日本の財政破綻
(参考:日本総研の主席エコノミスト河村氏の著書「日本銀行 我が国に迫る危機」)

日記に何回も書きましたが、アベノミスクの異次元緩和の10年間で、日本銀行は円の発行量(日銀当座預金)を58兆円から525兆円と大幅に増やしました。

日本の敗戦後は4年間で220倍の円の増刷でハイパーインフレになりました。

異次元緩和で異様に膨れ上がった日銀当座預金に未曽有の危機が潜んでいると思います。(上記著書より)

歴史を学べば、通貨を大量に増刷をすると、ほとんど例外なく、その後、厳しいインフレになることがわかる。投資家にとって歴史は重要です。

・世界の食料問題(食料危機?)
寄生虫があるコオロギなど食べませんが、家畜の餌にも使用されるので要注意。コオロギ食を推奨している政治家や専門家を信用してはいけないと思う。コロナ茶番劇を演出している専門家やマスコミと同じで、グローバリストの言いなりになっているだけ。自分の立場を優先して、国民の健康のことなど考えていない。

・新型コロナ茶番劇 第2弾はあるのか?

・・・

マスコミは、日本人が知るべき重要な問題はほとんど報道しない。
報道しても嘘しか教えてくれません。(みんかぶ会員さんの言葉より)

自分の頭で考えて、厳しい現実を理解し、
ピンチをチャンスに変えていきたいものです。

一人でも多くの日本人が心地よい無感覚から目覚めるべきと思います。

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