もし、「明日安川電機の株がストップ高まで上がる」ということがわかっていたとするならば金曜日成り行きで10,000株でも買っていたであろう」と言うような因果関係が出てきたならば、「ケテリスパリブス【Ceterisparibus】の仮定」を頭の中で補って読んでいきましょう。
経済学にはもう一つ大きな過程があります。それは「人間は合理的に行動する」という仮定です。
人間が何かを選択するときには全ての手に入る情報を分析して費用と効用のバランスを考慮すると言われています。
それに加えて、「人間が行う選択と言うのは常に理にかなったものである」と言う仮定に立ちます。
「人間は合理的に行動する」という仮定については経済学の様々な分野で議論の的になっています、がほとんどの経済的な行動でこの仮定は役に立ちます。
明日は28ページから37ページまで予習しておいてください。
もし可能なら、アダムスミスの「国富論」と言う本についてウィキペディアでも何でもいいので調べておけば、明日の理解が速くなります。
ここまでのことが理解できたならば、たった1日であなたは経済学士さんになったようなものです。
たいていの学生は、ここまで理解できず、経済学の単位を落としてしまいます。
ほぼ300さん
「理解できた」
おめでとうございました。