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NASDAQ100 BuyWrite V2 Index

グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(2865)は「Cboe NASDAQ-100 BuyWrite V2 Index(円換算)」を対象指数とする東証ETFです。組み入れ銘柄は、NASDAQ上場のQYLDです。

対象指数に含まれる「BuyWrite V2」という語句は、1ヵ月ごとに新しく期近のコール・オプションを売り建てる「カバード・コール戦略」を行なった場合の収益を表す指数です。対象となるコール・オプションは毎月第3金曜日の前営業日に買戻し、翌金曜日に新たな1ヵ月物のコール・オプションを売却します。

QYLDが指数に沿った運用をすると、具体的にどのような運用になるのかを推測した説明します。(簡便のため、配当は無視します)

指数についての説明は下記にあります。

毎月第3金曜日がREBALANCE DATE2です。
その前営業日がREBALANCE DATE1です。

REBALANCE DATE1とREBALANCE DATE2以外の米国市場では、特に取引は行わず、当初のポジションを維持します。当初のポジションは、
  同枚数の現物指数の買い持ち+コールオプションの売り持ち
です。

REBALANCE DATE1の米国市場での取引は、
 1400までは、当初のポジションを維持する。
 1400~1600の間に、以下の取引をする:
  ・売り持ちしているコールポジション全数を金額C_VWAPで買戻す。
   買戻しに必要な金額は、C_VWAP×コール枚数
  ・上記買い戻し金額と同額の現物指数を売る。
   売る枚数はC_VWAP×コール枚数÷S_VWAV、金額はS_VWAV
  ※取引終了時は、現物指数買い持ちのみとなる。
  C_VWAPとは、コールオプションのVWAP価格(加重平均価格、Volume-Weighted Average Price)であり、OLD CALL VWAP REBALANCE 1で示される数値です。
  S_VWAVとは、現物指数のVWAV指数(コールオプションのVWAPと同様に計算したVolume-Weighted Average Value)であり、VWAP NDX REBALANCE 1で示される数値です。


REBALANCE DATE2の米国市場での取引は、
 1130までは、当初のポジションを維持する。
 1130~1330の間に、以下の取引をする:
  新たなターゲット価格で次月限コールオプションを売る。
  枚数は、現物指数買い持ち1単位あたりS_VWAV÷(S_VWAV-C_VWAP)枚。
  価格は、C_VWAP。
  上記売却金額と同額の現物指数を買う。
  枚数は、現物指数買い持ち1単位あたりC_VWAP÷(S_VWAV-C_VWAP)枚。
  価格は、S_VWAV。
  ※取引終了時は、現物指数買い持ちと、オプション売り持ちが同じ枚数になる。
  新たなターゲット価格とは、NEW OPTION STRIKE PRICEのことです。
  C_VWAPとは、NEW OPTION VWAP PRICEのことです。
  S_VWAVとは、UNDERLYING INDEX VWAPのとです。

REFERENCE PRICEは、「NEW OPTION STRIKE PRICE」を決定するのに必要な現物指数のことです。
※次月限コールオプションとは何か? Week 3-XXXか?  Standard-Optionか?

東証取引時間のiNAVはどのように算出すればいいのかをまとめました。
・REBALANCE DATE1とDATE2の米国市場の間の東証取引時間
  ドル建てiNAVは、現物指数に比例
・その他の東証取引時間
  ドル建てiNAV価格は、現物指数-コールオプション価格 に比例

東証取引時間帯のコールオプション価格は(米国の時間外のため)よくわかりませんが、IV一定等を仮定すると、先物価格からオプション価格を類推できますので、その価格で代替します。
一定のIVは、オプションSETTLEMENTと先物SETTLEMENTから計算されるIVを使います。

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