『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』

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2022/10/29 - 小督さんの株式ブログ。タイトル:「『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』」 本文:タラ・ウェスト―バー著、村井理子翻訳。 2018年に発行された『エデュケーション(Educated: A

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『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』

小督さん
小督さん
タラ・ウェスト―バー著、村井理子翻訳。 

2018年に発行された『エデュケーション(Educated: A Memoir)』。
ビル・ゲイツ、オバマ夫妻に称賛され、全米400万部を超えるベストセラーだそうです。 

ここ一年ほどエッセイを好んで読んでいる、
村井理子さんがらみで読んでみました 

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政府や病院、公教育を否定するサバイバリストの両親のもとで育ったため、
著者のタラを含めた兄弟は学校にも行かず、医療機関に受診することもなく育ちます。 

出生証明書すら取得していないタラが独学で大学への進学を志し、
本来の自分を取り戻すまでのサクセスストーリーだと思っていました。

ところがところが 

両親は公教育の代わりにきちんとした教育を施すわけではなく、
安全管理が全くなされていない廃品回収やスクラップの家業を子どもたちに手伝わせ、
本意ではないといえ、家族は次々と深刻な怪我や事故を負います。 

タラが兄から暴力を受ける様子が壮絶。
突然逆さづりにされる。
力任せに足首や手首の骨を折られる。
頭髪の根元から掴まれて顔を便器に突っ込まれる。
・・・引き込まれるように読んでしまいますが、
同時に脱力感に襲われました。

常識的な衛生観念すら与えてもらわなかった家庭を出て、
大学に進学すると決めてから、
顰蹙を買ったり恥をかいたりして戸惑いながらも、
心ある周囲に支えられて少しずつ普通の学生としての暮らしに馴染んで行きますが、
聡明で忍耐強いタラが着実に新たな人生を切り開いていく様は圧巻でした 

これが実話でタラの回想録と言うから、驚かされます。

日本でもネグレクトと言えるような環境に置かれている子供が少なからずいるそうで、
いろいろ考えさせられました

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#books
8件のコメントがあります
1~8件 / 全8件
小督さん
漠羅天さん 
こんばんは 

日本式の教育に不満を持つ人もいるでしょうが、
世界的に見ても日本の教育水準はかなり上位に入ると思っています 

学校給食は山形県で貧困児童を対象に無料で学校給食を実施したのが始まりとか。
多くの中学校で導入されている制服は、
一目で格差がわからないように配慮されていると聞いたことがあります 

個性がない、という見方もありますが、
できるだけ格差をなくそうとする方針で、
管理された詰め込み式も悪いことだけではなさそうです 

少し前には親ガチャなる造語をよく聞きましたが、
実際には国ガチャ、さらに時代ガチャなるものがあり、
どれに当たるかによって人生が大きく変わりそうです 

ガチャに失敗しても、やり直せる社会でなければ、
国が衰退方向に進むと思っています
漠羅天さん
こんにちは^ ^

日本でも義務教育不要論を掲げる人が増えてきましたが、途上国では受けたくても受けられない子供が大多数です。
昔の日本でも貧乏な家の子は他所に働きにだされたようです。
TVドラマの「おしん」では幸いにも奉公先の人が良い人で読み書きそろばんを教えてくれ、主人公が後に大成功する基礎を作ってくれました。

確かに義務教育の選択肢が学校というハコモノ一択なのはこのネット社会でどうか、とは思いますが、教育を受けることで1番重要なのは「総合的な考える力」を養うことです。
その意味では改善の余地は多分にあっても、日本の義務教育はよく出来たシステムだな、とは思います^ ^
小督さん
I SAY企画プロダクションさん 
こんばんは 

学歴は仕事に就くまで重視されますが、
一旦仕事に就いてしまえば後は経験重視に変わることが多いように思います 

仕事は様々なものがありますが、
全ての人に求められるのは、いろいろな経験をして、社会貢献をして、
世の中の役に立つことでしょうね 

時どき自分を褒めてあげましょう
こんにちは。
拝読しました。私は学歴は低いので学歴が低く
職に就いて社会で学んだ。田中角栄氏を応援して、
総理大臣にまでして。世界各国を訪れた時には貿易の仕事と
日本語教育で学資教室を規模を小さくして世界中で成績優秀者の
1名には日本の高校に留学させて生きた学歴を付けさせています。
そして世界各国は学資教室で支え合って日本と絆を持って振興を
積極的に営ませています。今は職員などが任務に就いています。
小督さん
yoc1234さん 
こんにちは 

男尊女卑が著しい戦前の日本でも、
三男や四男はぞんざいな扱いを受けていたようです 

北海道で開拓した屯田兵とか、
当時の外務省にそそのかされて南米に海外移住した日本人とか 

長男や次男は跡取りやその補助として大切に育てられても、
それより下は自分で食い扶持を探すより他はなかったみたいですね 

宗教二世の問題もクローズアップされていますし、
毒親は今も昔も変わらずにいるようです
yoc1234さん
こんばんは。

こう言うの昔の日本人多かったと思うよ。

大島紬を自分で糸から作らされた。

幼稚園に行く前です。


小督さん
堅実さん 
こんばんは 

タラは7人兄弟ですが、博士号を持つ3人は親元を離れますが、
高校卒業資格を持っていない4人は家業がらみの仕事をしているため、
結局親から逃れられないようです 

後に母親の事業が成功するのですが、しょせんブラック企業です 

学校教育を全く受けていない環境からの、
博士号は素晴らしいのひとことですが、
親の妄信した教えは子供にとって迷惑以外なにものでもないです
堅実さん
ちわーす

これを見ると、小生の慶応大学の、通信教育を思い出します。小生の場合も、がむしゃらで、独学という状態で教科書を読みました。
こういうことが、言えます。
人は環境に左右される。しかし、人は微かに向上心があるなら、勉強すべきである。世界を見る目が、向上します。

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