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今週のまとめ
12月第一週は材料が目白押しだった。豪、NZ、英、欧各中銀の政策金利発表、雇用統計など一連の米経済指標、米ビッグスリー救済に向けた公聴会。
各国中銀は大幅利下げを実施したが、株式市場の反発力は弱く、米経済指標は実体経済の弱さを示すものが相次ぎ、週末の雇用統計では非農業部門雇用者数が50万人超の減少と記録的な結果だった。
為替市場は神経質に振れたが、円高圧力が優勢だった。また原油が約4年ぶりの低水準へと下落。
昨日のNY市場では弱い米雇用統計の発表後、ドル円は91円台中盤まで下落しこの日の安値を更新。
NYダウは雇用統計発表後一時200ドル超安まで下げたが、終盤にかけ急速に買い戻しが入り、逆に259ドル高8635ドルと高値で引けた。
NY市場は弱い経済指標が出ても、むしろ利下げや大規模な景気刺激策を期待した買いが入る展開となっており、ポジティブ日本人との国民性とは基本的に違うようだ。
これで年内の不安要素が一つ消え、後はビッグ3の救済問題だけ。米経済に与える影響を考えたとき、おそらく大規模なリストラ、再建策の提示を条件に議会は救済案に同意するのであろう。
来週は高く始まりそうだが、週末にはメジャーSQを控えており、一本調子の上げとはいかないだろう。
GM救済の見通しも見えてくる週半ば辺りで下押しする場面があれば買ってみたい。
三菱UFJのファイナンスに伴う需給悪を織り込んだ時が買いチャンスになりそうなので、値動きを注目しておく必要がある。
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