この結果を受け、リセッション入りを認めていないFRBは
労働市場が盤石だとして、大幅な追加利上げに踏み切る可能性があります。
今のところ9月の利上げ予想は0.25%(楽観派)~0.5%ですが
米7月CPI(前年比)が前回並みの9%台であれば
0.75%~1.0%の利上げも充分考えられると思います。
一方8月の株式市場は機関投資家が夏休みのため
グローバル・マクロ系ヘッジファンドが介入し易い環境にあります。
従って米7月CPIが9%を超えた場合、一気に売り崩される恐れもあり
2015年8月11日に始まり9月末まで続いた乱高下相場に倣うと
日経平均はその間にmax20%下落しているので今夏も要注意だと思います。
<米7月CPI事前予想と発表日時(日本時間)>
8月10日 21時30分 発表
CPI前同比 ➡ 前月結果+9.1% 今回予想+8.7%
<その他の重大ニュース>
①暗号資産に関する税制改正、早ければ2023度に実現か?
累進課税(現状max55%)➡分離課税(株式と同水準?)
今後仮想通貨が買われることが予想される
②政府は日銀が保有するETFを国民に分配することを検討
時価より割り引いて国民(個人)に売却することで
政権の方針である「貯蓄から投資へ」の実現を目指すと同時に
日銀の出口戦略を容易にするのが狙い