情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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5月20日 金曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、336円高の26739円で取引終了。
取引開始から1時間は100円ほど上昇した水準で揉み合いますが、その後は急上昇。後場もジリ高となり336円高まで上げ幅拡大。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は2兆9995億円、出来高は12億5330万株。
値上がり銘柄数は1270、値下がり銘柄数は492、変わらずは75銘柄でした。
〇業種別ランキング
28業種が上昇、5業種が下落
上昇率の高い順
海運、精密機器、非鉄金属、サービス、鉄鋼
下落率の高い順
電気・ガス、パルプ・紙、食料品、水産・農林、鉱業
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は143、値下がり銘柄数は74、変わらずは8銘柄でした。
上昇率の高い順
(6724)セイコーエプソン 8.76%高
(9107)川崎汽船 7.53%高
(5631)日本製鋼所 7.50%高
(5541)太平洋金属 6.88%高
(6098)リクルートHD 6.30%高
下落率の高い順
(9531)東京瓦斯 2.75%安
(9007)小田急電鉄 2.59%安
(9501)東京電力HD 2.57%安
(6861)キーエンス 2.39%安
(9532)大阪ガス 2.01%安
〇米国株による影響
ダウ平均 0.75%
ナスダック 0.26%
S&P500指数 0.58%
主要3指数が揃って続落。これだけみると日本株にマイナス材料ですが、米国株の先行きを踏まえると必ずしもマイナスとはいえません。
米国株の項で書いています通り、底を打つ可能性が高まっています。株ニュースや株サイトでは、大きく下げると悪材料ばかり指摘されがちですが、株価大幅安に伴い好業績割安株の押し目買いを狙っている投資家は多いはず。大きく下げ続けてきただけに売り圧力は大きく低下(上値が軽くなる)、旺盛な買戻しが入れば短期暴騰することもありえる状況だと思っています。
この先行きを踏まえると、日本株に対しても悲観的な見方は広がらず。前日も、米国株が今年最大の下げ幅となる1210ドルも下落したのに、日本株は761円安あっての508円安という強さをみせました。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 1.82%安
ドイツ(DAX) 0.90%安
フランス(CAC) 1.26%安
3指数揃って大きく下げており、こちらは日本株にマイナス材料。
欧州投資家による損失補てんの日本株売り。一方で、ドイツとフランスは安値から大きく戻したことで下ヒゲの長いローソク足が出現。旺盛な押し目買いが入っていますので先高感もあり。後者の影響が強くなったことで、日本株売りは限定的でした。
〇為替相場による影響
朝のドル円相場は1ドル127円後半、ユーロ円は1ユーロ135円前半。
ドル円相場は127円付近まで下落した後に戻していますが、前日比で少し円高。ユーロ円は134円まで下落した後に戻しており、こちらは前日とほぼ同水準。ドル円相場で少し円高ですが、この程度なら株式相場へのマイナス影響は限定的。
〇堅調
欧米株下落と少しの円高はマイナス材料ですが、上記しました理由から「悲観的、売り急ぎ」になる機関投資家は少ない。一方で、積極的に買い向かうほどの好材料もありません。また、週末なので、荒れている米国株の動向を見極めたいと考える機関投資家は多かったはず。それでも上げ幅を拡大させて336円高。この勢いを来週の相場につなげたいところです。私が動かしているわけではありませんが。
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