情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
----------------------------------------
5月2日 月曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、29円安の26818円で取引終了。
小高く寄り付いた後に250円近く下げますが、その後は買い戻されて下げ幅縮小。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は2兆9582億円、出来高は11億9420万株。
値上がり銘柄数は949、値下がり銘柄数は830、変わらずは59銘柄でした。
〇業種別ランキング
18業種が上昇、14業種が下落、1業種が変わらず。
上昇率の高い順
海運、空運、ガラス・土石、金属、ゴム
下落率の高い順
その他製品、建設、サービス、精密機器、情報・通信
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は124、値下がり銘柄数は96、変わらずは5銘柄でした。
上昇率の高い順
(6770)アルプスアルパイン 13.68%高
(6501)日立製作所 6.72%高
(9104)商船三井 6.03%高
(6701)日本電気 5.54%高
(6981)村田製作所 5.23%高
下落率の高い順
(4689)Zホールディングス 9.83%安
(6857)アドバンテスト 4.78%安
(8308)りそなHD 3.42%安
(2802)味の素 3.16%安
(8015)豊田通商 2.98%安
〇米国株と連動せず
ダウ平均
木曜日614ドル高(1.8%高)、金曜日939ドル安(2.8%安)。
ハイテク比率の高いナスダック
木曜日3.1%高、金曜日4.2%安。
この展開は日本株に大きなマイナス材料。とくに、ナスダックがきつい下げになっていることから、日本のハイテクには大きなマイナス材料。半導体大手インテルが7%近く下げているので、半導体関連にも大きなマイナス材料と考えていました。
結果は電気機器が上昇率12位と健闘、半導体は売られました。
〇大幅安を予想しましたが、29円高と嬉しい誤算
朝の予想
失望売りに加えてGW後半を控えたリスク回避の売り
連休前となる28日(木)の相場は461円高。私の予想ではGWを前に積極的に売買する投資家は少なく(ポジションを傾けるとGW中のリスクを抱えることになるので)、方向感の出ない展開を予想していました。とくに機関投資家は用心しそうなところ大幅高となり、プライムの83%が上昇、33業種のうち29業種が上昇する強い展開でした。
その後、米国株は大きく上昇しましたが、週末はそれを超える大幅安。これを受けて、28日に買い付けていた投資家による失望売りが膨らむと予想。加えて、その失敗が経験則となり、明日からのGW 3連休を前にリスクを回避する売りが出ると予想。28日の上昇分461円高を超える下げになるのではないかと。
全面安を予想
全面安の中でも、欧米株など外部環境の影響を受けにくい(ディフェンシブ性が高い)内需関連株は比較的底固く推移、一方で外需関連株は総じて売られる展開を予想していました。
結果は大きくハズレ。
日経平均の安値は250円ほど。後場は前日値を回復するところがあり、リスクを恐れない強い展開でした。米国株大幅安でも終値29円安なら、GW前の28日と同じく「あっぱれ」です。