株式市場は年初からFRBの利上げ懸念や、ロシのウクライナ侵攻によって
乱高下相場が続いています。というより乱高下下下と言うべきか。
さらにプーチンが5月9日に宣戦布告するという報道で持ち切りですが
これだけウクライナを破壊して置きながら何を今更って感じですね。
プーチンは甲状腺がんで、シゾの疑いもあるなんて言われていますが
もしシゾであればまさにキチガイに刃物どころかキチガイに核ですから
株式投資なんかやってる場合ではないかも知れません。
一方5月FOMCで0.5bpの利上げが濃厚になり
6月FOMCでは0.75bpの利上げも検討されている様です。
そうなると流石に過剰流動性相場は一旦影を潜める可能性が高く
ナスダック指数の10000pt割れも視野に入るのではないでしょうか。
グロース株はもう暫く苦戦を強いられそうですね。
とはいえ一度味わった過剰流動性相場が簡単に消滅するとも思えません。
現状はFRBの利上げが予想を上回るペースで進む可能性や
ロシアによるウクライナ侵攻の長期化懸念が市場を支配しているので
もう暫くリスク・オフムードが先行すると思いますが
利上げの全容が明確になり、侵略戦争が収束する事態が訪れれば
株価はショートカバーを巻き込んで一気に反発すると予想しています。
問題はそれが何時かということですが
取り敢えず6月FOMCまでは資金を温存して置くのが賢明だと思います。
また個人的には年末高予想を変える段階ではないと判断していますので
5~6月の安いところは拾って置きたいと考えます。
先物手口からみた6月SQ値予想概算
国内外の機関投資家による6月SQ中央値予想は26500円付近(4/28現在)
欧州系=26200円 米国系=26800円 国内=26500円 国内個人=25900円
NK225先物の主な出来高帯
3月SQ~4/28➡27910円~26390円(最多出来高帯=27140円)
422~4/28(週間)の最多出来高帯➡26540円
但し29日の米国株暴落により5月はさらに低い値になる恐れがあります
日米市場のPER概算(ドル建て)
日経平均=14.8倍(円換算:12.7倍)
ダウ=18.0倍
ナスダック指数=47.8倍