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「波乗り投資法」のご紹介(その2)

皆さんこんにちは。
コロナが収まったら今度はロシアのウクライナ侵略と、最近の相場の変動にはうんざりの方も多いのかと存じます。でも、うんざりばかりしてはいられません。明日はRCNの三方から日本にミサイルが撃ち込まれるかも……

「波乗り投資法」では、アベノミクス相場はまだ終わっていないという前提条件で、ポートフォリオ変更の一助として、次のような提案を行っています。
(1)緊急避難的に、来期の業績がよく、過去に大相場がなく、高配当の優良株を総資産の1割程度の範囲で信用買いします。
(2)配当取り後は、その時点の相場次第で、現引きか、返済売りかを判断します。現引き資金は「信用取引を使った資金借り入れ法」により調達します。配当落ちで値段が下がっても、今の値段なら配当金で値下がり分と取引手数料はカバーできるはずです。
(3)参入障壁が低いマザーズ株や、配当利回りの低いハイテク株は、当分の間ポートフォリオから外すようにします。多くの投資家が保有しているため、当分の間は戻り売りの玉で上値が抑えられます。
(4)ヘッジ売りはいたしません。

株式投資は、相場の流れに乗って、長期にわたって資産形成を計る投資方法です。銘柄の選定や所有する時期については、時の流れに乗って替わるため、その時代の投資環境に合わせて変わりますが、投資の方法は後述するように変わっていません。

「波乗り投資法で資産形成」は、私のこの欄でのブログを中心として組み立てられています。いわば株SNSが母親のようなものといっても過言ではありません。刻々と変化してゆく株式市場にあって、投資法の基本は変わらなくても、相場観や銘柄選択などが古い情報のままでは、読者に興味を持って読んでいただけないとの思いから、相場の転換点で新本を発行してきました。

そしてその数が何と19冊になります。その中からアマゾン社の「キンドル版」では、本は「本の紹介」「表紙」「中身」の3部分から成り立っています。中身(コンテンツ)は量も多くこの欄に乗せるわけにはゆきませんので、明日から株の非営業日に、「本の紹介」部分を順次取りあげご紹介させていただきます。出版時の投資環境の違いから、今の相場の投資行動に繋がれば幸せです。

今日のテーマは、「19.波乗り投資法で資産形成」です。降順にしたかったのですが、目下出版中のためこれを最初に取り上げました。
それではまた次回まで、さようなら……。

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「波乗り投資法で資産形成」2022年2月発売 

本の紹介 
コロナ禍にあっても超金融緩和を背景に高騰していた世界中の株式市場が、22年早々から波乱の展開となっています。昨年末まで世界市場をリードしてきたナスダック市場が、高値から20%を超える下落となり、これが弱気相場のサインとみた世界中の株価が、一斉に下落し「世界同時株安」となったのです。

今の株価を動かしているのは外国人のファンドで、ETFや日経平均に連動する組成銘柄に投資するため、下げるときも上げるときも全銘柄が一斉に同じ方向に動いてしまうのです。このため、個別銘柄を発掘し、長期に保有しその果実で豊かな生活を期待している個人投資家にとっては、大変難しい相場となっています。

「波乗り投資法」では、アメリカ株や新興市場株がかなり割高になっているところから、バリュエーションの低い高配当銘柄を中心にポートフォリオを組んでいたために、今回の株安には比較的影響を受けていません。とはいっても、「世界同時株安」の波には勝てません。

アベノミクス相場も今年は10年目、バリュエーション面からみるとまだまだ買える銘柄もありますが、世界景気が株安で失速すれば、その影響は日本にも及んできます。利が乗ったハイテク株を売却し、キャッシュポジションを高めて、次の相場が来るのを待った方がいいのでしょうか。それともバリュエーションの高いハイテク株のカラ売りか、手っ取り早いダブルインバース型のETFでも買って、下落相場でも利益を上げるのでしょうか。

でもこれらの方法では、資産の増加は図れません。カラ売りやヘッジ売りは、機関投資家がやる取引手法で、個人投資家がこれをやると、相場を見誤って大きな損失を出し、株への興味をなくしてしまいます。ここは我慢して次の上昇に備えましょう。熊は冬眠中に子供を産み育てるといいます。ただ株価下落を見送るのではなく、次の相場に備えてポートフォリオの入れ替えを行うのです。

「波乗り投資法」は、個人投資家の目線で相場を見て銘柄の発掘を行います。新興市場でテンバガー銘柄を発掘する夢は捨て、一部市場で今まで動かなかった業種の中から配当利回りの高い優良銘柄へシフトすることを勧めます。こういった銘柄は相場の下落時には連れ安しますが傷は浅く、次の相場では一番乗りを果たします。これを繰り返すことで「ふやす世代」の株価形成が果たせるのです。

この本では、銘柄選定の方法手順は詳しく提案しますが、銘柄名は発表しません。発表すればごく少数の人だけが利益にあずかるだけです。短期では儲けは損をした人の犠牲の上で成り立つのです。いくら投資は個人の責任ですといわれても、明日のことは誰にも分かりません。まして出版時点と購読時点がずれる本で個別銘柄の発表するのは、信頼関係を損なうもとになるだけです
相場は次のステージに向かって動いています。現在の相場下落が、外国人の大量のカラ売りで、それを支えているのが自社株買いと個人を中心とした長期資金なので、過剰なリスク回避はいずれ終了するものと思われます。今は資産の質を変える絶好のチャンスです。ポートフォリオの変更をどのように進めるかが次の相場の入り口になります。



 

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