情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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3月8日 火曜日
日本株について
本日の日経平均は、430円安の24790円で取引終了。
前場は安く寄り付いた後に前日値を回復しますが、そこから右肩下がりになって、ほぼ安値引け。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は4兆768億円、出来高は18億7340万株。
値上がり銘柄数は346、値下がり銘柄数は1788、変わらずは46銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
上昇した業種はありません。33業種全てが下落。
下落率の高い順
石油・石炭、鉄鋼、海運、鉱業、非鉄金属
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は26、値下がり銘柄数は199
上昇率の高い順
(6753)シャープ 2.67%高
(4751)サイバーエージェント 2.65%高
(5201)AGC 2.27%高
(9147)NIPPON EXPRESS ホールディングス 2.01%高
(6861)キーエンス 2.01%高
下落率の高い順
(5707)東邦亜鉛 13.19%安
(7205)日野自動車 12.21%安
(5711)三菱マテリアル 8.60%安
(4507)塩野義製薬 8.55%安
(5406)神戸製鋼所 8.44%安
〇米国株による影響
米国株についての詳しい内容は、朝に更新している「米国株について」をご覧下さいませ。
ダウ平均 2.37%安
ナスダック 3.62%安
S&P500指数 2.95%安
これだけ下げると、日本株に大きなマイナス材料。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.40%安
ドイツ(DAX) 1.98%安
フランス(CAC) 1.31%安
ドイツとフランスは5%近い下落から大きく戻しましたが、それでも大きな下落。日本株にプラス材料とはいえません。
〇旺盛な買い戻しを上回る売り
東証1部の売買代金は4兆円を超える大商い。これは、2021年11月30日以来の高水準。
売り先行の後に前日値を回復しますが、その後は右肩下がり。旺盛な買い戻しが入るも、それを上回る売りが出た展開は「買っても下げる、更なる下落」を意識させるもので、好ましいとは言えません。後場の下落では、前場に買い付けていた投資家による見切り売りと失望売りも出たはず。前向きに考えると、旺盛な買い戻しが入るぐらい「買いたい投資家が増えている」となりますが。
〇急騰業種の急落も雰囲気を悪くさせた
直近では、原油価格高騰の恩恵を受ける鉱業、石油・石炭、他に海運、商社などが急騰。本日は、利益確定売りで一転して急落。この展開も相場の雰囲気を悪くさせました。
〇引き続き、ウクライナ情勢と欧米株に左右される
ウクライナ情勢で株価変動も激しくなっている為、日本株への影響も大きくなります。
石橋を叩きながら、ドンと構えて進めたいところです。