Jeftyさんのブログ
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閉幕した金融サミット
新興国も含めた先進国との今後景気刺激に向けた
財政政策で協調とのことで
今後数週間の内にそれぞれの財政政策が
断続的に発動されるとして
その各国の財政政策の規模と質にそれなりに
一喜一憂な反応をしていくことになるでしょうか。
アメリカが抱える自動車セクターを含めた
危機的状況の対応次第では乱高下は激しさを増しそうだし
更なる余波を覚悟しなければならないだろうと思う。
アメリカの自動車セクターは予想以上の危機的状況
政府による現行の支援予定額では到底救いきれないだろうし
GMに加え更にクライスラー、救うにも規模がでか過ぎる。
最悪のシナリオが一話は追加されると覚悟しておいた方が良さそうだ。
また、気になるのがあまり見えてこない欧州企業の
具体的な状況、漠然と欧州のリセッション状況くらいで
どの程度の規模でどのくらい深刻なのか
あまり情報がないような気がするのだけど
騒がれる程深刻ではないということなのかな?
それならそれで良いのだけれども気がかりではある。。
徐々に明るみになって後々足を引っ張るとかね。
金融サミットの結果は結局いつどの国が
どれだけの規模・質の追加財政政策を実施するという
即時効果の出るような具体的な決定はやはり出なかった訳で
サウジに至ってはIMF等への拠出は完全拒否。
全てにおいて協調出来た訳ではないし
欧州と米の溝が埋まった訳でもないだろう。
金融市場の規制強化枠組みも目新しいものではなかったし。
金融サミットを前に予想通り急落したアメダウの動きは
今回の金融サミットの結果に期待していない証拠だったのだろう。
今回の金融サミットの結果をネガティブに
事前に織り込んだとなるか
更に失望する売りに転じるのか否か
月曜の日経は動きずらい。
もし下げて始まるようであれば押し目買いや
アジア市場が意外と強く反応したりして
プラ転していき、予想以上に反発するか
小幅反発で終わるだろうか。
まぁ上げても下げても当日夜のアメダウ次第で
翌日以降の大まかな流れが見えて来るでしょうが
徐々に苦しめられるようで不安なのが
この間のシャープを代表に
カルテルとやらで莫大な金額を請求される企業が
続々と各業種を襲い始めるのではないかという危惧だ。
唯でさえ前年比何十%という減益に見舞われ
赤字決算がぞろぞろいる状況下で
この仕打ちはきつ過ぎる。。
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