やまや、前期経常を12％上方修正・最高益予想を上乗せ

　やまや <9994> が4月20日大引け後(15:00)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の66億円→74億円(前の期は52.4億円)に12.1％上方修正し、増益率が25.8％増→41.0％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の33.8億円→41.8億円(前年同期は32.4億円)に23.7％増額し、増益率が4.4％増→29.0％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は、不採算店の閉店と１月、２月の豪雪により、前年の0.9％増に留まり、前回予想に1.6％及ばない見込みです。営業利益は、販売価格と商品構成を見直し、前年の38.9％増となり、前回予想を10.6％上回る見込みです。経常利益は、当該営業利益に加え、持分法利益などの増加により営業外利益が増加したため、前年の41.0％増となり、前回予想を12.1％上回る見込みです。親会社に帰属する当期純利益は、減損対象店舗の減少と受取営業補償金が発生したため、前年の86.0％増となり、前回予想を25.4％上回る見込みです。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しております。実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。